• このエントリーをはてなブックマークに追加

m.m.さん のコメント

3日の朝日新聞「憲法を考える」によると、安倍首相が憲法を変えようと、とりわけ強くこだわるのは9条と前文だという。9条は「戦争のできる国」にするためというのは言うまでもないが、前文を変えたい理由が間違っている。
憲法前文の2項目には、「日本国民は恒久の平和を念願し」に続けて「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてある。「平和を愛する諸国民」では、北朝鮮国民も入ってしまう。そんなバカな話があるかと語っていたという。北朝鮮のリーダーについては議論があろうが、一般国民が平和を求めない理由はないだろう。
「戦後レジームからの脱却」をうたう首相が「集団的自衛」と称して、最大の戦後レジームである対米従属を強化し、自衛隊員という日本の若者の命を、人質として米軍に差し出そうとしている。
国民の命や財産を本気で守るのなら、軍事力だけではなく、他国との友好関係を強化したり、自然災害に備えることも大切ではないだろうか。
No.2
127ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  5 月 3 日朝日は下記の通り報じている。 「安倍首相が、現在の憲法の中でも、とりわけ変えるべきだと強くこだわる のは前文と9条だ。  憲法前文は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とうたう。首相は昨年4月の参院予算委で、自民党議員から「戦後レジームからの脱却」の意味を問われ、前文の内容をこう批判した。「自分たちの国民の安全、命を他国の人たちの善意に委ねていいか、このこと自体を疑問に思わない方がおかしい」 この台詞は、あたかも、平和的手段では自分の国を守れず、常に隙をついて武力行使があるような印象を与えるが、第2次大戦以降の国際政治の実態はこのような状況から大きく変わっている。  第二次世界大戦での人的、経済的被害と、核兵器の開発で国際社会はこれまでと、大きく変化した。 国連憲章は第二条で「すべての加盟国は、その国際紛争を平
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。