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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生のご見解に賛同します。

国対国の戦争はあり得ないわけですから、国の全損リスクはない代わりに安倍政権がもたらすものは99%のHAVEーNOTSと1%のHAVESに日本国民が2分されるということでしょう。

国会議員は誰一人として将来の日本国の生き方に関するビジョンを語らなくて久しいです。特に最近はその傾向が顕著です。思うに、国会議員たちが安倍氏が大量に印刷する日銀券に殺到しているからでしょう。その形相はデパートのバーゲンに群がる主婦の顔と同じです。国会議員たちが目指すものはあの明治維新で生まれた三井、岩崎、安田もどき平成生まれの財閥なんでしょう。

戦後の日本の資本主義には人格というか人間臭さがないと友人の中国人が指摘しました。彼は日本が中国みたいだと感じていたのです。つまり、米国のロックフェラーや英国のロスチャイルドが日本にも中国にもいないといった程度の認識に基づく指摘ですけど。1945年、マッカーサーがやってきて、まず日本の財閥をさっさと解体しました。天皇制や軍や官僚制はちゃんと残して磨きまでかけて使った。安倍氏は「取り戻す」と言ったが、その対象に新しい財閥も入っていることは間違いないでしょう。印刷された日銀券で生まれ出てくる平成財閥はケバケバした薄っぺらなものになるのでしょう。ロスチャイルドやロックフェラーは長い長い歴史の修羅から生まれたものなんです。

今の日本はこの程度の国なんです。しかし、我々はあきらめちゃいかん。リベラルフロントを作り直し、行動するしかありません。
No.3
127ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  5 月 3 日朝日は下記の通り報じている。 「安倍首相が、現在の憲法の中でも、とりわけ変えるべきだと強くこだわる のは前文と9条だ。  憲法前文は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とうたう。首相は昨年4月の参院予算委で、自民党議員から「戦後レジームからの脱却」の意味を問われ、前文の内容をこう批判した。「自分たちの国民の安全、命を他国の人たちの善意に委ねていいか、このこと自体を疑問に思わない方がおかしい」 この台詞は、あたかも、平和的手段では自分の国を守れず、常に隙をついて武力行使があるような印象を与えるが、第2次大戦以降の国際政治の実態はこのような状況から大きく変わっている。  第二次世界大戦での人的、経済的被害と、核兵器の開発で国際社会はこれまでと、大きく変化した。 国連憲章は第二条で「すべての加盟国は、その国際紛争を平
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。