younghopeさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今日でも日本は湾岸戦争で金だけ出して評価されなかった、だから人的(自衛隊の貢献をしなければならない)と言われる。 それが集団的自衛権を認める論理となっている。
ツイッターで次のものがあった。
「散歩道 @yanan12345 ·
135億ドル(約1350億円)は国民の血税。多額の金を出すにあたっての外交交渉の失敗を国民の命で取繕う? RT@iimimi0 @magosaki_ukeru サンデーモーニング。岸井「集団的自衛権行使容認は、湾岸戦争で金しか出さずクウェートに感謝して貰えなかった外務省のトラウマ」
これは事実とは違う。
私の『日本の「情報と外交」』から引用する。
********************************
湾岸戦争での資金協力への評価
自衛隊が海外展開をする契機は湾岸戦争である。一九九〇年の湾岸戦争で、日本は一三〇億
歴然としています。本年末には、GDPが米国を追い越すといわれています。大国らしい経済力、資金力を得ているので、米国に負けない軍事力を作っていける国家になっているのです。
国家の力は、人口と経済力が大きくなれば、おのずから軍事力が大きくなり、国際的発言力が増すといえます。この話が通用するのは、大陸の大国の話であって、四面が海に囲まれた小国島国の日本に適用できる話ではありません。
すでに驚異的な日本の経済力は、国民の貯蓄を担保にして、米国の言う通り、箱物に投資し、貯蓄高に匹敵する借金を抱えて,相殺されているのです。
安倍総理など一部の軍国主義者は、普通の国になることを目指していますが、普通の国になった途端、中国、米国、ロシアなどの大陸の大国の壁を改めて認識するに違いありません。残念ながら、彼らには、その状況を想像できないのでしょう。想像力が貧弱だから、軍国化にまい進しているとしか思えない。お金で、平和に貢献できないという論理は成り立ちません。お金がなければ、現代の戦争に対応できません。兵器一つとって、お金が高くなっているのです。米国は一つの財布として日本を手放せないのです。財布として以外では日本の利用価値はないのです。刀剣などで戦う戦争ではないのです。漫画チックですが、無人機の戦いになることもあり得るのです。無人機の戦いになったら、原発は大変危険なものになります。一発でアウトでしょう。わかる人はわかるが、分からない人は、まったく発想しようとしないでしょう。
Post