今日でも日本は湾岸戦争で金だけ出して評価されなかった、だから人的(自衛隊の貢献をしなければならない)と言われる。
それが集団的自衛権を認める論理となっている。

 ツイッターで次のものがあった。

「散歩道 @yanan12345  ·

135億ドル(約1350億円)は国民の血税。多額の金を出すにあたっての外交交渉の失敗を国民の命で取繕う?RT@iimimi0 @magosaki_ukeru サンデーモーニング。岸井「集団的自衛権行使容認は、湾岸戦争で金しか出さずクウェートに感謝して貰えなかった外務省のトラウマ」

これは事実とは違う。

私の『日本の「情報と外交」』から引用する。

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 湾岸戦争での資金協力への評価

自衛隊が海外展開をする契機は湾岸戦争である。一九九〇年の湾岸戦争で、日本は一三〇億