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tako2008さん のコメント

ネトウヨおやじへ。

確かに、米国はソ連を「封じ込める」つもりで戦略を執って
いましたが、実際は「封じ込めて」いたのでしょうか。

南米やアフリカ、アジア諸国に「親ソ政権」が多く存在
したことについては、どう説明するのでしょうか。
キューバ危機はどう説明するのでしょうか。

旧ソ連の場合は、イデオロギーと軍事力を背景に、
世界中に共産主義国家を打ち立てました。

もし同じように、米国が中国に対して、冷戦時代のような
過激な封じ込め戦略をとれば、中国はこれに対抗し、経済力と
軍事力を背景に、世界中に「親中政権」を作り始めます。

何より、米国はアジア諸国に離反工作を行っていますが、
いまだにアジア諸国を反中にすることはできていません。
それどころか、上海強力機構、BRICSは拡大している。

それと、核兵器こそすべての解決策のような表現をしてますが、
もし「親米政権」と「親中政権+新露政権」が一斉に核武装を
はじめて対立し合ったら、世界はどうなりますか。

米国がイレギュラーで極端に偏った過激な戦略家の案を
採用していなのは当然です。

キシンジャーやブレンジンスキーなどの戦略家に比べると、
極めて近視眼で、戦略家として「二流」なんです。
No.6
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。