tako2008さん のコメント
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今日でも日本は湾岸戦争で金だけ出して評価されなかった、だから人的(自衛隊の貢献をしなければならない)と言われる。 それが集団的自衛権を認める論理となっている。
ツイッターで次のものがあった。
「散歩道 @yanan12345 ·
135億ドル(約1350億円)は国民の血税。多額の金を出すにあたっての外交交渉の失敗を国民の命で取繕う? RT@iimimi0 @magosaki_ukeru サンデーモーニング。岸井「集団的自衛権行使容認は、湾岸戦争で金しか出さずクウェートに感謝して貰えなかった外務省のトラウマ」
これは事実とは違う。
私の『日本の「情報と外交」』から引用する。
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湾岸戦争での資金協力への評価
自衛隊が海外展開をする契機は湾岸戦争である。一九九〇年の湾岸戦争で、日本は一三〇億
確かに、米国はソ連を「封じ込める」つもりで戦略を執って
いましたが、実際は「封じ込めて」いたのでしょうか。
南米やアフリカ、アジア諸国に「親ソ政権」が多く存在
したことについては、どう説明するのでしょうか。
キューバ危機はどう説明するのでしょうか。
旧ソ連の場合は、イデオロギーと軍事力を背景に、
世界中に共産主義国家を打ち立てました。
もし同じように、米国が中国に対して、冷戦時代のような
過激な封じ込め戦略をとれば、中国はこれに対抗し、経済力と
軍事力を背景に、世界中に「親中政権」を作り始めます。
何より、米国はアジア諸国に離反工作を行っていますが、
いまだにアジア諸国を反中にすることはできていません。
それどころか、上海強力機構、BRICSは拡大している。
それと、核兵器こそすべての解決策のような表現をしてますが、
もし「親米政権」と「親中政権+新露政権」が一斉に核武装を
はじめて対立し合ったら、世界はどうなりますか。
米国がイレギュラーで極端に偏った過激な戦略家の案を
採用していなのは当然です。
キシンジャーやブレンジンスキーなどの戦略家に比べると、
極めて近視眼で、戦略家として「二流」なんです。
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