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フレデイ タンさん のコメント

集団的自衛権に関する丁寧なご高察有難うございます。全く同感です。

余談ですが、遅ればせながら、映画「大統領執事の涙」と「それでも世が開ける」を観ました。私も「涙」が上だと思いました。それはそれとして、映画を観て次のことを感じました。

オバマ大統領は映画のラストで登場します。オバマが黒人の期待を一身に集めて大統領になった。快挙であると映画は訴えます。この映画には大統領も登場します。ケネデイーが暗殺された翌日、主人公が娘のカロラインを慰めるシーンがあります。このカロラインがオバマを大統領に推したのです。彼女は父ケネデイーがやり遂げられなかったことをオバマに託した筈です。

上記と直接関連がありませんが、映画は主人公の家庭で「真夜中の走査線」に出てくるシドニーポワチエの評価を巡って親と息子の間でやり取りされる激論を映し出します。息子はシドニーポワチエを「白人のポチ」に成り下がっていると厳しく批判します。親は反論します。私は息子の意見に理ありと感じました。

ところで、颯爽と大統領になったオバマは既に二期目に入っています。しかし、オバマはケネデイーに及ばないというのが私の実感です。オバマの最近の右傾化は日本の民主党の菅、野田のついこの前の右傾化に相似しています。オバマはシドニーポワチエと同様に「白人のポチ」に成り下がっていると非難されても抗弁のしようがないほどひどい状態にあります。

現在、駐日大使となっているカロラインの目にオバマはどのように映っているのかとても気になります。
No.2
127ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
集団的自衛権の本質は自衛隊を米軍の戦略に使うという事に尽きる。  したがってどの様な場所で、どの様な事例があるかは米軍次第である。  政府の書いた事例は実際の運用とかけ離れたものとなる、  何で今これを、解釈改憲という民主主義の危機まで招いて実施しなければならないか、説明が出来ない。  政府のいう15例がいかに意味ないかを下記に考察した。 【グレーゾーン事態=3事例】 ▽離島に外国人と思われる武装集団が不法上陸した場合の対処 ▽公海上で訓練・警戒監視中の自衛艦が、武装集団から不法行為を受けている日本の民間船舶に遭遇した場合の対処 ▽平時に近隣国が弾道ミサイルの発射準備に入った際の米艦防護 【PKO・集団安保など=4事例】 ▽侵略行為に対抗するため、国連安保理決議に基づく多国籍軍への後方支援 ▽PKOに参加する自衛隊が、離れた場所で襲撃された他国部隊や文民要員を支援
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。