フレデイ タンさん のコメント
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宣伝でのあらすじは「 1960 年代のニューヨーク、冬。若い世代のアートやカルチャーが花開いていたエリア、グリニッジビレッジのライブハウスでフォークソングを歌い続けるシンガー・ソングライターのルーウィン・デイヴィス(オスカー・アイザック)。熱心に音楽に取り組む彼だったが、なかなかレコードは売れない。それゆえに音楽で食べていくのを諦めようとする彼だが、何かと友人たちに手を差し伸べられ……」となっている。もし、ロマンチックな映画を期待したら、それは期待外れである。
最初に出てくる曲が「 Hang me, oh hand me. I'll be dead and gone. Hang me, oh hang me. I'll be dead and gone. Wouldn't mind the hanging. But the layin' in a grave so long, poor
米国の問題は貧富の差だけでなく米国の都会全体に拡がるスラム社会の存在です。そういったことは日本人には到底理解できないこと。内国問題を解決出来ないのにワシントンは倫理無き世界征服主義を標榜し南米全体をスラム化し世界をスラム化しようとしている。この映画はそういった米国のヴァイオレンスに対する抗議の表現だと受け止めました。
中国やロシアの閣僚クラスが米国のすぐ隣のキューバのカストロを頻繁に見舞に訪れていますが、カストロは中国・ロシアに自信を与えるのでしょう。今、カストロの影響は南米に拡がりつつあります。米国製の政治、経済パラダイムは色あせて来ています。世界の動きをつぶさに観察しているとそのことがよく分かります。日本がそんな落ち目の米国と共に世界に挑むということはムッソリーニと手を結ぶことよりも劣ると私は思います。米国には大義がないのです。
最近、映画を観ないが、こうやって孫崎先生の評論に接すると観たくなります。私の受け止めが正しいか確かめに観に行きます。
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