なしさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
本ブログにおいて「安倍首相の拉致問題重視は米国などから違和感を持って迎えられるであろう」旨記載してきたが、6日付ウオールストリート紙が同趣旨の社説を掲載しているので主要点を転載する。
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北朝鮮は 4 度目の核実験を実施する構えを崩しておらず、核弾頭を搭載する弾道ミサイルの開発を続けている。また韓国に対しては武力行使をちらつかせ続けている。そうした中で、東京(日本政府)は、なぜ拉致被害者の情報と引き換えに制裁を一部解除するという取引を検討しているのだろう。
タイミングは奇妙だ。北がこれまで以上に孤立しているからだ。ソウルとワシントンは、交渉再開のためには、平壌がまず非核化に向けて動き出すべきだと依然として強硬だ。北京でさえ、このならず者同盟国に対する圧力を増している。
日本の融和的な姿勢は、拉致問題をめぐ
米国政府は数十年のあいだ北朝鮮崩壊論を真に受け
北朝鮮との関係改善を拒否しつづけ今日の核開発を
招いた。
北朝鮮の核開発があきらかになったときクリントンは
武力攻撃を検討したが軍のシミュレーションで米兵の
損失が5万人に及ぶと知り、あっさりホゴとなった。
ただし抜かりなく、米軍を軍事境界線から離し後方に
移動した。砲撃の射程外に。
いざという時の損失は韓国兵におしつけようと。
集団的自衛権が機能すれば日本兵も。
WSJは北朝鮮はすぐに崩壊するのだからそれまでなにもするなと
言っている。拉致被害者のことなどとりあえず忘れろ、と。
こういうひとたちが何十年も前から米国や日本にいて今日の事態を
招いた。
安倍も10年前そう信じていたことは確実で、強気に出さえすれば
うまくいくと思ってた。
それが今日こうなってる。
WSJの社説など持ち出すってことは孫崎さんも、拉致被害者の
ことなんか忘れて、とりあえず何もするなと言いたいのだろうな。
悲しい。
前にも書いたが、わたしは救う会だの家族会だのの右翼圧力団体など
は大嫌いだ。
でも拉致被害者には早く日本の土を踏ませなければ。
今の日本人のおおくは拉致被害者救出という目的をわすれ、北朝鮮を
罵倒し制裁することで完結している。
北朝鮮と接触することがかれらの核開発を手助けするとでもいうのだろうか。
とんでもないとわたしは思う。
WSJのいうように北朝鮮が崩壊するのだとしたら1国だけで崩壊するはずがない。
ではどうなるか、そんなこと考えたくもない。
日本を攻撃できる数百発のミサイルをかかえたまま死んでくれるか。
ありえないと思う。
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