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フレデイ タンさん のコメント

さすがステグリッツ。ノーベル賞に真に値する経済学者ですね。同じ賞を貰ったクルーグマンとは格が違う。

ここでテーマとは直接関係ないかも知れませんが、中国政府の世界政治に関するコメントに次のようなものがあるのを発見しました。

「世界は脱アメリカで行くべきだ。ワシントンは世界経営に失敗している。ワシントンが造り出したものは嘘、暴力、死、更なる暴力供給の約束だ。ワシントンはそれらへの反省が全くない。ワシントンは21世紀になって7つの国を壊した。ワシントンが人間性を取り戻さなければ、地球に未来はない」

私は上記コメントに100%賛同します。が、私はもう一つ付け加えたい。それは「ワシントンは自国内にスラムを拡大再生産している」ということです。内政不干渉が中国の国是ですから中国は遠慮したんでしょう。TPPは米国外にもスラムを造り出す企てです。

それにしても、中国政府の「脱アメリカ論」は真実を沢山含んでいると思うんですけど、日本の国民には全く知らされない。つんぼ桟敷になっている。「日本がガラパゴス化している」と東アジア人に笑われていることは日本のメデイアの責任に帰すべきものだと思います。

No.3
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
TPPに関しては、私は「 TPP にはさまざまな問題があるが ISD 条項は国家の主権を揺るがす重大課題です。これまでの経済交渉は国家対国家でした。 ISD 条項によって、企業が国家を直接訴える。裁判では企業は巨額の資金を投入します。 裁判の基本理念は経済活動で、受け入れ国の法律や制度で期待する利益が得られなかった時に訴えることが出来るというものです。・健康、土地活用、政府調達、知的財産権、規制、税等広範な分野が対象になるとみられています」と問題点を指摘してきた。 この中、少し前の論評になるが、ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツが「TPPは企業に有利に働いても中流やまして底辺の人々に利益を与えるものでない」とする論評を発表しているので下記に紹介する。  ********************************  2014年3月15日ニューヨークタイムズはスティグリッツの「グロー
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。