• このエントリーをはてなブックマークに追加
TPPに関してのノーベル経済学賞受賞のスティグリッツの批判(中流層や底辺の人々に害)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

TPPに関してのノーベル経済学賞受賞のスティグリッツの批判(中流層や底辺の人々に害)

2014-06-29 07:49
  • 9

TPPに関しては、私は「TPPにはさまざまな問題があるがISD条項は国家の主権を揺るがす重大課題です。これまでの経済交渉は国家対国家でした。ISD条項によって、企業が国家を直接訴える。裁判では企業は巨額の資金を投入します。 裁判の基本理念は経済活動で、受け入れ国の法律や制度で期待する利益が得られなかった時に訴えることが出来るというものです。・健康、土地活用、政府調達、知的財産権、規制、税等広範な分野が対象になるとみられています」と問題点を指摘してきた。

この中、少し前の論評になるが、ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツが「TPPは企業に有利に働いても中流やまして底辺の人々に利益を与えるものでない」とする論評を発表しているので下記に紹介する。

 ********************************

 2014年3月15日ニューヨークタイムズはスティグリッツの「グロー

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

米国は実業実物資本主義から虚業金融資本主義に活路を見出してきたが、最近の統計によると、0.1%の資本家は10%の所得を増加させており、99%の庶民が10%所得を減らしています。0.9%は増減なしという。

凄まじい社会です。もはや米国では庶民から巻き上げようにも巻き上げる限度を超えており、TPPを実施すれば、実業に携わる多くの人がさらに貧民化が進むことになる。巨大資本は、政府国家の枠を超えてお金を巻き上げようということであり、最終目的国は中国であるが、日本を巻き込むことから始めようとしています。
日本は、国内消費で支えられており、多くの商品は外国で生産し、逆輸入するシステムで物流市場が成り立っており、何ら大きな問題はありません。規制に守られて生き延びている企業を撤退させ、新しい分野の企業を育成しなければならないが、既成企業の圧力が強くて進まないので、外圧のTPPをてこにして物流市場を活性化させようとしているが、多国籍企業、金融分野の先進性で日本が太刀打ちできず、日本の富が米国、米国企業に巻き上げられていきます。
金融の力がまったくないのに、米国のために市場を開放して何が残るか。米国の現状と同じ、戦後の日本と同じような経済的焼き野原が残るだけのような気がします。日本でも支配者階級に富が著しく偏重し、多くの国民は途端の苦しみを味わうことになりかねません。汗水たらして労働する人が報われない社会、皆真剣に考えなければいけないのですが。

No.1 127ヶ月前

私たち庶民は平和ボケしているが、某幼稚舎では、超お金持ちのクラス、医者などのクラス、大企業などの上流クラスとクラスが分かれているようだ。身分相応のクラスでないと、生活が破綻するという。このような現象があらゆる場所で常態化した社会が、TPPによって実現するとしたら、国民は望むのだろうか。TPPは農業の問題でないことに気づくべきではないか。

No.2 127ヶ月前

さすがステグリッツ。ノーベル賞に真に値する経済学者ですね。同じ賞を貰ったクルーグマンとは格が違う。

ここでテーマとは直接関係ないかも知れませんが、中国政府の世界政治に関するコメントに次のようなものがあるのを発見しました。

「世界は脱アメリカで行くべきだ。ワシントンは世界経営に失敗している。ワシントンが造り出したものは嘘、暴力、死、更なる暴力供給の約束だ。ワシントンはそれらへの反省が全くない。ワシントンは21世紀になって7つの国を壊した。ワシントンが人間性を取り戻さなければ、地球に未来はない」

私は上記コメントに100%賛同します。が、私はもう一つ付け加えたい。それは「ワシントンは自国内にスラムを拡大再生産している」ということです。内政不干渉が中国の国是ですから中国は遠慮したんでしょう。TPPは米国外にもスラムを造り出す企てです。

それにしても、中国政府の「脱アメリカ論」は真実を沢山含んでいると思うんですけど、日本の国民には全く知らされない。つんぼ桟敷になっている。「日本がガラパゴス化している」と東アジア人に笑われていることは日本のメデイアの責任に帰すべきものだと思います。

No.3 127ヶ月前

スラムの再生産は面白い発想ですね。まるで吸血鬼みたいに、ミイラ取りがミイラになったり、テセウスがミノタウルスになったり。そんなことってあるでしょうね。どこかで逆回転が始まらないといけないけれど、その原動力をどこに置くかということですかね。まあとりあえずは身の回りから。僕にはできないからあなたががんばってください。

No.4 127ヶ月前

米国の有名な経済学者も孫崎氏も、またここに投書している諸氏も、また小生も大金持ちでないことは言うまでもない。世界を動かしているのは、そういった類やそれ以下のウジ虫的庶民ではない。したがってどこまで行っても所詮は曳かれ者のつぶやきにすぎない。もしその中の誰かがトップの層に移ると、自動的にその思考パターンが180度転換する。したがって、永久に人間界の構造に変化は生じない。だからと言ってやけを起こして街中で無差別殺傷しても、基本的な構造変化をもたらすことにはならない。テロや革命もまったく同じ。テロや革命の勇士が政権の座につけば、彼らが独裁者になるというパターンは歴史が証明している。明治維新の志士と言われる者のうち、生き残って明治政府の政府や陸海軍の幹部になった連中はその地位を利用して大いに威張りまくり、手下をいじめ、しこたま金を貯め、子孫に遺産を残しただけ。その恩恵に浴しなかった庶民の馬鹿が明治維新の志士といって彼らを崇めるのは滑稽である。スターリンをあんたはあがめるのかね。

No.5 126ヶ月前

>>5
蛆虫が蛆虫に噛みつくんだからどうにもならん。ご苦労さん。OLDJAP君

No.6 126ヶ月前

TPPに関して、ノーム・チェムスキー教授(マサチューセッツ工科大学名誉教授)は
「国民には見る事が出来ない秘密交渉であるのは、国民にとって有害だからです。ごく一部のリークされた文書を見ると、例によって自由貿易とは何の関係もない、大手企業の利益保護政策ばかりです。」
と、論じています。
大手企業が合衆国で自国民に行った事を全世界に広げていきたいという戦略の一部がTPPなのでしょう。
いわゆる新自由主義をより進めていきたいのですね。
規制緩和、自由競争と言って利益をむさぼり、失敗すると大きすぎて潰せないと税金を投入して助けてもらうそれが今の
大手企業と言われるところのようですよ。

No.7 126ヶ月前

借金の返済は計画的にっていいますしね。アメリカも先行き暗いし、明日は何が起こるかわからない。肝心なときに逃げないことですな。

No.8 126ヶ月前

>>3
中国がそんなに立派な理論を持ってるとは知らなかったね。もっとも中国は立派な理論は持ッているかも知れないが、実際にやっていることは、PM2.5 で汚れた空気をいつまでも放っておいたり、ベトナムやフィリッピンを脅したり、国内に巨大なゴーストタウンを作ったり、店屋にはコピー商品だらけだったり、中古のロシヤ空母を買ったり、いろいろ不思議なことをしてるのはなぜかね。アメリカを批判するのもいいが、どうも外国はすべて間違っていると言っているだけなのではないかね。

No.9 126ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。