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tako2008さん のコメント

政策②の「周辺国と良好な関係を築く」について、
中国の例を取り、これをブレークダウンして掘り下げます。

①軍事的手段以外の方法での領土問題の早期解決

 ・棚上げに戻し、領土問題をなかったものとして解決する
  (日本が棚上げを放棄するまで、40年間の実績がある)

 ・尖閣諸島を、日本、中国、台湾で共同管理、共同開発する
  (各国の公務員が常駐し、災害対策拠点などにする)

 ・南シナ海行動宣言を東アジアに拡大し、ルール作りを行う
  (行動規範を策定する、定期的に会合を開く)

 ・軍事的解決を避け、国際司法裁判所にて決着を図る
  (ポツダム宣言、カイロ宣言の国際条約を持ち出されると、
   日本側は不利になる可能性もある)

 ・領土買収等による解決(互いに納得できる形で)


②靖国参拝問題など、解決可能な歴史問題の解決

 ・靖国参拝問題を、互いに納得のできる形で解決を図る
  (戦犯を靖国から分離する、別の追悼施設を作るなど)

 ・歴史問題を、互いに納得のできる形で解決を図る
  (客観性を保つ為に国連に仲介を求めるのが良い)

 ・タイムマシンがなければ解決不可能なものは保留し、
  互いの国は、政治的議論の優先度を下げる合意をする


③反日感情を改善するための親日化戦略の実施

 ・政治的親日化プロパガンダを発信する
  (日本人が中国人を助けたといった報道を大げさにする)

 ・アニメや漫画など、サブカルチャーを利用した親日化戦略
  (アニメやゲームの共同企画、イベント交流など)

 ・経済的相互依存関係を作る
  (平和であることが相互に利益を享受する関係にする)

 ・日中の政治家同士の政治交流を活発化させる
  (友人のいる国へは侵略・攻撃できない)

 ・日中を結束させるため共通の敵を作る
  (BRICSを利用し、欧米主権からアジア主権へ)

 ・日中の軍事交流を促し、軍同士の緊張を緩和する


長くなりましたが、安全保障というのは、軍事だけで実現する
ものではありません。(もちろん軍事は重要ですが)

「敵」を「中立」あるいは「味方」にする戦略も必要でしょう。
そのためには、バランスの取れた外交が必要です。

孫崎先生や、私などは、極めて現実的な解答を示していますよ。
一般に言う左翼の観念論的な主張は百害あって一利なし。

どうか先生の著書をご覧になってみて下さい。
No.3
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
****************「選挙の集計不正問題をもっと真剣に考察すべき」のブログに下記コメントがありました。 ****************************************** 不正選挙は、高松市選管事務局長等3名の逮捕で、初めて組織的な”票操作”の実態が明らかになりました。 これは、不正選挙犯罪のほんの”氷山の一角”と思われます。 ”ムサシ型選挙システム”導入で、候補者選別、振り分け、集計が、機械によって高速になされ、事実上人の眼から隔離されたことで、不正選挙が容易になりました。 事務局職員は、機械処理の後処理と整理だけに追われ、選挙作業本来の候補者選別・振り分け、集計、点検はまともにやれていません。 立会人も、高速で処理される”ムサシ型選挙システム”と”集計機”から離れた場所で、機械の運用・操作員(民間受託者)と周辺で機械処理のために、入力用”投票用紙”と”出力投票用紙
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。