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younghopeさん のコメント

米国が世界で抱える紛争は極めて多くなっています。アフガニスタン、リビア、マリ、シリア、ウクライナ、イラク、ナイジェリア、南シナ海などである。世界の3分の一以上の軍事費を費やし、福祉手当、年金対応も負担が大きくなっています。防衛装備品の調達費は3倍に跳ね上がり、地政学的リスクは重くのしかかっているといえます。
経済的には破綻国家であるが、軍事力で現在の力を誇示しているにすぎません。台頭するあふれるパワーをひそめている中国の経済力を無視するわけにはいかない。中国の経済力を利用しなければ、米国の国家運営が出来なくなっているともいえる。問題は軍事力の維持であり、中国に対応するには、日本の力が欠かせない。日本を米国と一体化しなければ、米国の地位が下落していくばかり、しかし、日本は何を考えているかわからない国であり、いつ寝首を掻くということではないが、米国から離れていくことも否定できない。今難しいかじ取りが多発しているのが米国なのでしょう。理論と情緒がごった煮状況にありながら奇妙な調和をとる日本という国の扱いに今ほど苦しんでいる時はなかったのでしょう。苦しんでいないとしたら、米国も余裕がない末期的症状が出始めているといえる。
No.1
120ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米中関係の日本側の評論を読むと、米中の対立点を報道する部分が大きいが。基本的に①軍事的衝突は避けることに相互の認識がある、②金融・貿易は拡大に双方とも利益を見出しているとの土台が存在することを見逃しがちである。 に関しては核兵器保有の大国間では、いったん軍事衝突が発生すると核兵器 の使用にまでにエスカレートしない保証はない。例えばクリミア問題でも米 国は早い段階で軍事介入はしないことを明確にした。同様の関係が米中に発生している。  先ず日本の報道ぶりを見てみたい。  7月9日付朝日新聞 ******************************** 米中の閣僚らが外交や経済について話し合う「米中戦略・経済対話」が9日、北京で始まり、習近平国家主席とケリー米国務長官らが、米中が対立を避けて協力できる分野を増やす「新型大国関係」をめざす考えを確認した。だが、具体的な道筋
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。