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younghopeさん のコメント

安倍政権は、ポピュリズムをうまく利用している
①集団的自衛権、日本の軍国化を正当化するために、中国を敵国化し、米国を守るなどと国民に受けやすいことを事例化、重大視し、国民世論を誘導する。
②ホムルズ海峡の地雷を除去しなければ中小企業は死活的打撃を受けるといって、武力行使を正当化しようとする。ホムルズ海峡は中国も依存しており、外交的に中国と話し合って対応する方法もある。一番危険な思想は、イスラエルに対しアラブ諸国は対立しており、イスラエルに加勢すれば、石油輸出がストップすることもあり得るわけで、死活的打撃をそのまま理解すれば、アラブ諸国に武力行使も辞さないということにつながる。
③理性的問題と情緒的問題の区別がつかず、拉致で国民的同調を得て支持率アップにつなげようとしている。全く次元の違う問題であるが、六か国協議に参加して、拉致を切り離そうとするのであれば、日本は北朝鮮の核を是認不是認、どちらとも受け取れるのです。他の国には拉致さえ解決すればよいと受け取れるのです。ブレーキをかけようとするのは当たり前です。
No.1
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
安倍政権は今、北朝鮮の拉致問題にひたすら突き進んでいる。  拉致問題は人道問題である。国民の支持をうけやすい。それはその通りである。  しかし、物事には常に他の問題との比較がある。  北朝鮮情勢を考えてみよう。 北朝鮮は金正恩体制になって極めて不安定に推移している。金正日の死去後、金正恩体制への移行期に支えてくれた人物のほとんどをを殺害ないし失脚させてきている。 政権が不安定な中、北朝鮮は極端な冒険主義的安全保障政策を実施する可能性がある。 その代表はミサイル開発と核兵器開発である 米国は③の情勢を懸念し、米中韓で圧力をかけてきた。特に過去は中国は北朝鮮に遠慮する姿勢を示していたが、周近平体制で、北朝鮮の横暴を許さない姿勢を強めてきた。 北朝鮮がミサイル開発と核兵器開発を行って最も困る国は日本である。従って日本が④に協力することは極めて自然な選択である。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。