• このエントリーをはてなブックマークに追加

KUBOTAさん のコメント

 「認知的不協和」興味深い内容ですね.単純に受け止めれば「知識」と「知力(脳力)」の違いに似ているようです.知識はたくさん持っているが公式や定型通りの理解が優先し,色々な出来事の現象が筋道立って結びつくような論理的理解にならない.もしくは結びつかないようなトレーニングをされていた事に気がついていない.さらに年齢とともに薄々とは気がついていても関わらないよう避ける.この現象はやはりその人の生き方と密接に関わるので,参照説明の通り年齢とともに強固になって頑固になっていくようです.過日にそのような例にも遭遇しています.

 やはり出来るだけ若い年齢時にネット上だけではなく,顔と顔をつき合わせる場での口角泡を飛ばすような討論の機会や,異なった意見を持った相手意見の論理的咀嚼・理解など経験を得て,論理的かつ柔軟に物事を理解・対処するような機会・経験が大切と考えます.

 さらに,社会周囲からの信頼性高く理解しやすい多くの情報の提供,情報の発信が大切なことは言うまでもありません.その上でマスメディアなどからの情報受け売りだけではなく,出来るだけ多くの方々が品質の高い情報に接してそれを吟味して,自分の頭で論理的に考え判断していただくことを望みたい.孫崎さんの興味深い話題の提供ありがとうございます(2014年7月27日).
No.4
118ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
26日、 NHK 放送大学で「認知的不協和」を説明していた。現在の社会現象を見る上で参考になる。ただし放送大学ではこの論は最近関心が低いとの説明を行っていた。 「認知的不協和」を簡単に説明しているものに次のものがある。 ***************************** 認知的不協和の意味と例 http://ronri2.web.fc2.com/hanron17.html   人は自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する、 " 新しい事実 " を突きつけられると、 " 不快な感情 " を引き起こします。その結果、自分の信念や行動と、 " 新しい事実 " のどちらか一方を否定して、矛盾を解消しようとします。これを認知的不協和と呼びます。そのとき、信念を変えることが困難な場合、人は " 新しい事実 " の方を否定しようとします。   代表的な例がタバコで、タバコを吸うという行為に対して「タバコを吸うと肺が
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。