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younghopeさん のコメント

米国は、あらゆる面で自己矛盾に満ちている。
根本的に人権と競争は、平等と差別につながる。両立は極めて難しい。競争によって生じる富める者と貧しい者の格差はほっておけば、常識を超えた格差となり、必然的に人権がないがしろになってくる。米国社会の縮図がイスラエル社会に対する問題意識となるから、人権的にイスラエルを非難することになり、競争資本という観点で擁護に回ることになる。
上下両院はネジレの状況にあり、議会を信用する米国民は7%にすぎない。オバマ民主(民意)対共和保守の構図になっており、大統領令の乱発が続いているようだ。
それにしても、ウクライナ問題、米国はどのように処理しようとしているのだろうか。ロシアに制裁をかけて、経済勢力圏をG7対BRICSに二分割しようという覚悟ができているのか。中国が一言EUに脅しをかけたら、英国、フランス、ドイツなど震え上がってしまう。オバマ大統領は、プーチン大統領にいくら制裁をかけてもプーチン大統領は変わらないと認識しているようであり、撃墜のデマ情報もあって、オバマ大統領は意気消沈しているのではないか。
No.2
125ヶ月前
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イスラエルと、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは、5日午前8時(日本時間同午後2時)から3日間(72時間)の停戦に入った。  今度の混乱の中、鮮明になったのは米国の対応の不安定さである。  米国は2つの相反する立場を示してきた。  一つは国連が助成した学校やキャンプに一般市民が逃避していたのにイスラエルが砲撃し、相当数の死者を出したことへの非難。この非難は主としてケリー国務長官によって行われた。  今一つは、米国はイスラエルの安全確保を支援するという立場を表明するとともに、米国国防省による弾薬の追加供与と、議会による弾薬供与のための資金供与を決定したことである。  米国はこの2つの相反する政策をいったりきらり、ジグザグのメッセージを発信することとなった。  今一つは、和平仲介が米国でなくエジプトであったことである。  長く米国はパレスチナの処理を極めて重視し、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。