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oldjapさん のコメント

要するに日本人は武士だ支配する社会を経験した結果、戦争に対してある種のあきらめと同時にあこがれのようなものを文化の一部として採り入れたから、日清、日露、日中、第二次大戦と国民全体に歯止めがかからない状態になったのである。そんななかで、一人や二人、戦争に反対する人間がいてもどうにもならないし、そんなものを崇めてもしょうがない。安倍や麻生という人間は、戦後生まれでアメリカの息がかかった歴史教育も受けているはずだが、どうやら日本が悪かったとは心から思っていないらしい。それは、アメリカに首根っこを押さえられていたはずの日本が変わらなかったということの証拠だろう。安倍や麻生と同様、日本人の大半は戦争と言うものは、各国が自分の利益のために行う行為(源平や豊臣徳川の戦いも同じでそこに何らの善悪のような倫理性は無い、全く利己的行為)であり、いずれの国にたいしても善悪のラベルを貼ることはできない筈だと心の奥底では信じている。したがった、当然、戦犯は日本の敵から見れば悪人であり、日本国から見れば国の犠牲になったひとびとということで、総理大臣が人気取りのために靖国をお参りするのは彼にとっては合目的的行為である。中国や韓国がごちゃごちゃ言うのは承知の上。要は総理としてどこまで押すかというだけのこと。安倍は長州の人間として伝統的に戦争が好きとまでは言えないまでも、外国に楯突くのは当たり前だろうと思っている人間。まあ一般の日本人はアメリカさんに教えて貰わなくても戦争は庶民にとって全く御免蒙りたいものと言うのは骨身にしみてわかったが、さりとて、欧米の連中や中韓の奴らにさもいい子ぶりされるのも癪にさわるというところ。彼らが善人だとは思わない。善悪とは彼我の利益と置き換えれるだけの言葉に過ぎない。
No.10
125ヶ月前
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軍人で日本を負けると予言した人はいなかったのでしょうか。問題多い人ですが、石原莞爾は「負けますな」と述べています。  軍人で特異な立場に立っていたのが石原莞爾です。「帝国陸軍の異端児」の渾名のあった人です  真珠湾攻撃への道は様々な出来事が積み重なってできてきますが、その重大な節目が 1931 年の柳条湖事件です。 満州の奉天(現在の瀋陽市)近郊の柳条湖付近で、日本の所有する南満州鉄道(満鉄)の線路が爆破された事件です。関東軍はこれを中国軍による犯行と発表し、満州における軍事展開およびその占領の口実として利用しました。これを実行したのが日本軍で首謀者は、関東軍高級参謀板垣征四郎大佐と関東軍作戦主任参謀石原莞爾中佐というのが有力です。 ところが、石原莞爾は真珠湾攻撃の直前、東條英機等の政策を厳しく非難しています。 石原莞爾と仙台幼年学校、陸軍士官学校、陸大で同期だった横山臣平
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。