フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
軍人で日本を負けると予言した人はいなかったのでしょうか。問題多い人ですが、石原莞爾は「負けますな」と述べています。
軍人で特異な立場に立っていたのが石原莞爾です。「帝国陸軍の異端児」の渾名のあった人です
真珠湾攻撃への道は様々な出来事が積み重なってできてきますが、その重大な節目が 1931 年の柳条湖事件です。
満州の奉天(現在の瀋陽市)近郊の柳条湖付近で、日本の所有する南満州鉄道(満鉄)の線路が爆破された事件です。関東軍はこれを中国軍による犯行と発表し、満州における軍事展開およびその占領の口実として利用しました。これを実行したのが日本軍で首謀者は、関東軍高級参謀板垣征四郎大佐と関東軍作戦主任参謀石原莞爾中佐というのが有力です。
ところが、石原莞爾は真珠湾攻撃の直前、東條英機等の政策を厳しく非難しています。
石原莞爾と仙台幼年学校、陸軍士官学校、陸大で同期だった横山臣平
孫崎先生のこの記事で石原莞爾のプロフィールを改めて知り、日本にもこういう軍人がいたかと思うと少しは気が晴れます。田母神みたいな連中ばかりだと誤解していました。
でも、何故、栄えある帝国陸軍があのような化学反応を起こしたか?これは私に解くのを課せられた個人的な謎となりましたよ。一つの取っ掛かりは私の直観ですけど「浅間山荘事件」がモデルとして浮かび上がってきました。つまり、集団精神疾患と見るわけです。片や、大仏次郎も軍部独裁、対米戦争突入を国の病気だと診断しましたが、病名を言わずに亡くなりました。大仏は明治維新に問題があったんだと感じたふしがあります。大仏は「天皇の世紀」で解答を書こうとしたわけですが、残念ながら未完で終わりました。
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