フレデイ タンさん のコメント
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私は羽生善治氏の著作はかなり読んでいる。
厳しい勝負の世界で、長年、第一人者の座を自らの力で持ち続けるのは大変なことである。
『捨てる力』で気になった記述を記してみたい。
・将棋では自分が蒔けたことを誰のせいにも出来ない。そのため自己を律する心、
・根っこにあるのは、自分で決めたことを思い切ってやること。「運命は勇者に微笑む」。小学生に「挑戦する勇気」。
・相手に個性を引き出してもらいながら自分の可能性に挑戦、
・「通用した」は事実ですが、これからも通用するかわからない。通用したものと違うやり方を見つけること、「今は最善だけれど、それは今の時点であって“今”はすでに過去」
・守りたければ攻めなければいけない、負けない手をさしていても勝つことは出来ない。
・時には、ブレーキから足を外してガムシャラに「行け!」が必要
・敗北に対してどうやってダメー
最近電脳が優位に立っています。その背景には、将棋の伝統的な戦術、戦略、哲学を全面的に否定したところからプログラムを作らざるを得ない宿命が電脳にあることらしいのです。つまり、電脳は一手一手をゼロから考える。歴史、前例に沿って、つまり弁証法的に考えがちなプロとは電脳は根本的に違うと或るプロが話していました。
羽生さんは電脳に最も近い頭脳を保有している偉大な棋士だとそのプロは話していました。
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