フレデイ タンさん のコメント
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私は羽生善治氏の著作はかなり読んでいる。
厳しい勝負の世界で、長年、第一人者の座を自らの力で持ち続けるのは大変なことである。
『捨てる力』で気になった記述を記してみたい。
・将棋では自分が蒔けたことを誰のせいにも出来ない。そのため自己を律する心、
・根っこにあるのは、自分で決めたことを思い切ってやること。「運命は勇者に微笑む」。小学生に「挑戦する勇気」。
・相手に個性を引き出してもらいながら自分の可能性に挑戦、
・「通用した」は事実ですが、これからも通用するかわからない。通用したものと違うやり方を見つけること、「今は最善だけれど、それは今の時点であって“今”はすでに過去」
・守りたければ攻めなければいけない、負けない手をさしていても勝つことは出来ない。
・時には、ブレーキから足を外してガムシャラに「行け!」が必要
・敗北に対してどうやってダメー
羽生さんはいずれ電脳がプロに追いつきそして負けるようになるだろうと10年くらい前に話したらしいですけど、今まさにその予言通り追いつかれた状態らしいです。勿論、私の認識が間違っているかもしれません。
まー、しかし、人間の頭脳は偉大です。これは間違いない。ハイデッガーの哲学、ニーチェの哲学、アインシュタインの一般相対性原理、ジェームス・ジョイスのユリーシーズ、フィネガンズ ウエイク、中里介山の大菩薩峠、こういうものが分かると言う人がいるのに、凡な私には分からない。そういうものを人間は創れるのですから。
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