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フレデイ タンさん のコメント

私が国際情勢に初心だったころ、ブッシュジュニアがイラク戦争を始めた。ブッシュジュニアは戦闘的には勝だろうが、在イラクの三つのエスニック管理に手こずり占領政策は失敗すると考えた。その通り失敗した。米国は三つのエスニックの一つクルドだけ分離独立させ、日本みたいな従属国にすれば、基地も作れるしイスラエル、サウジと連動して周辺のシーア、スンニの有効的な管理が可能だと私は考えていたのだ。

今になって米国ではクルドの独立を図る動きがオバマの背後で出てきている。でも、私もそうだが、スンニ、シーア派の人々は米国のアラブ政策が行きあたりばったりで、邪悪で、大義なく、猥褻、且つコーランの教えに根本から背反することを体験的に知ってしまった以上、”ヤンキー ゴー ホーム”の古典的なシュプレヒコールがアラブの地に復活するのは間近いのではないでしょうか。
No.5
124ヶ月前
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米国は「イスラム国攻撃」の有志連合を形成しようとしている。 有志連合の形成に極めて重要なのはトルコである。ケリー米国務長官は 12 日、トルコの首都アンカラを訪問し、ダウトオール首相等と会談している、 トルコはシリア、イラクとの国境が1300キロという。シリアとは900キロ。シリア、イラクに拠点を持つためには、武器、人員の供給を絶つため、トルコの協力が重要である。 トルコが協力を躊躇する最大の理由はクルド問題である。 今日、米国は「イスラム国」と戦うために、クルドに対して積極的に武器供与を行っている。 他方、トルコにとって安全保障上の最大の脅威はクルド人の自治要求である、トルコ軍はこれと長年戦ってきた。従って、「イスラム国との戦い」にクルドが中核になる限り、戸津子としてはその協力に躊躇せざるを得ない。 これに加え直近の理由は 本年6月イラクのモスールでトルコ領事館が襲撃さ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。