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「イスラム国攻撃」の核がトルコ。このトルコは何故「イスラム国攻撃」に躊躇するか。

2014-09-15 06:43
  • 13

米国は「イスラム国攻撃」の有志連合を形成しようとしている。

有志連合の形成に極めて重要なのはトルコである。ケリー米国務長官は12日、トルコの首都アンカラを訪問し、ダウトオール首相等と会談している、

トルコはシリア、イラクとの国境が1300キロという。シリアとは900キロ。シリア、イラクに拠点を持つためには、武器、人員の供給を絶つため、トルコの協力が重要である。

トルコが協力を躊躇する最大の理由はクルド問題である。

今日、米国は「イスラム国」と戦うために、クルドに対して積極的に武器供与を行っている。

他方、トルコにとって安全保障上の最大の脅威はクルド人の自治要求である、トルコ軍はこれと長年戦ってきた。従って、「イスラム国との戦い」にクルドが中核になる限り、戸津子としてはその協力に躊躇せざるを得ない。

これに加え直近の理由は

  1. 本年6月イラクのモスールでトルコ領事館が襲撃さ

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他3件のコメントを表示

>>2
日本が従属することが国益だと思えば、従属していくことに何ら問題はありません。ただ、内地の基地を75%も沖縄に集中させて最後には内地のエゴで沖縄の民意は捨てるのかという問題は残ります。米国という国は、民意に逆らってまで米国の主張を押し通すことはなく、協力できることは協力するが、正当な理由があれば協力しなくても認める国であり、逆に米国との距離感が縮まると考えていると思います。日本より米国のほうが沖縄知事選の結果に注目しているのではないか。

No.4 124ヶ月前

私が国際情勢に初心だったころ、ブッシュジュニアがイラク戦争を始めた。ブッシュジュニアは戦闘的には勝だろうが、在イラクの三つのエスニック管理に手こずり占領政策は失敗すると考えた。その通り失敗した。米国は三つのエスニックの一つクルドだけ分離独立させ、日本みたいな従属国にすれば、基地も作れるしイスラエル、サウジと連動して周辺のシーア、スンニの有効的な管理が可能だと私は考えていたのだ。

今になって米国ではクルドの独立を図る動きがオバマの背後で出てきている。でも、私もそうだが、スンニ、シーア派の人々は米国のアラブ政策が行きあたりばったりで、邪悪で、大義なく、猥褻、且つコーランの教えに根本から背反することを体験的に知ってしまった以上、”ヤンキー ゴー ホーム”の古典的なシュプレヒコールがアラブの地に復活するのは間近いのではないでしょうか。

No.5 124ヶ月前

欧米の「政府」は、イスラム国をテロリスト=悪人集団と考えている。
その欧米諸国が中東などでやってきたこと、資源などの掠奪や、民族や宗教を無視して勝手に国境線を引いたことに反抗し、自分たちによる自治を目指す組織が誕生しても不思議ではあるまい。
イスラム国を支援し、参画する者は80ヶ国から集まっているという。
欧米とイスラム国。どちらが正義で、どちらが悪なのか。現時点での判断は困難ではないか。
少なくとも、どちらにも積極的に支援しないトルコの判断は適切だと思う。

No.6 124ヶ月前

>>4
米軍が「内地の基地を75%も沖縄に集中させて」いるのは、別に沖縄民の方が苛めやすいと米国が考えているからではないと思う。理由は単に、太平洋戦争のあとで、まだ日本という国を制御することに自信の無かった米国としては、日本国内の不安定要素(反米派)に対して睨みを効かせる兵力を日本国のすぐそばにある米国の被保護国の沖縄に置くことは戦略上最も有効であり、しかも、沖縄は中国、朝鮮半島にも近く、それらへの睨みを効かせるいという観点からも最適であったということに過ぎないだろう。その後、朝鮮戦争、ベトナム戦争への関与を経て、太平洋戦争直後の米軍の判断が(米国にとって)軍事的に正しかったことが証明された。その後、成長した中国への睨みの必要性は増えこそすれ、減っていないから、米国が沖縄に執着するのは当然である。沖縄は日本に返されたが、米国は基地保存権を保持するのに成功し、歴代の日本国政権も米国との連携で国防上、米軍の沖縄基地に頼っている。鳩山首相の「最低でも県外に移転」等というのは米国からすれば全くの素人のたわごととしか認めていないだろう。いくら日本がじたばたしてもどうにもならない。根本原因は第二次世界大戦において米国と戦い、敗戦したという事実であり、それは消すことはできない。沖縄が独立しても、米軍を追い出すことは無理だろう。さすれば、沖縄民は独立して、ハワイ州に近いところに行けるかどうかだ。もしそうすれば、日本も大いに利益になる。どうせ米国と2度と戦うことはなく、沖縄という米国民の税金で支持される友好国である米国の強力な基地を近くに持つことになるから、一石二鳥である。沖縄民も沖縄が米国の準州となれば、米国本土で教育を受けたり、本土で就職ができることになるという、便宜が得られるだろう。ただし、徴兵、志願兵などで米軍の下請けは増え、また、飛行機の爆音がうるさい、オスプレイは危険だからやめてくれなんて言う、文句は言えなくなるだろう。それでも、日本から独立したければ、勝手に独立したらよい。

No.7 124ヶ月前

>>5
国際紛争は宗教とか、イデオロギーや崇高なヒューマニズムや道義が原因ではない。すべて各国、各民族の手前勝手な自己利益の拡大、メンツという馬鹿げた感情に基づく主張だけだ。「米国のアラブ政策が行きあたりばったりで、邪悪で、大義なく、猥褻、且つコーランの教えに根本から背反すること」などは表向きの屁理屈だよ。

No.8 124ヶ月前

>>7
米国が沖縄に集中させたといっていませんよ。内地が内地の基地を沖縄に押し付けた結果、75%になっているのです。内地のエゴを指摘しているのであって、沖縄が戦略的に重要な基地であることは当然であり、米国を問題視しているのでなく、内地のエゴを指摘しているんですよ。また、沖縄も基地をなくせといっているわけではありません。あまりに集中しすぎた基地を内地あるいは海外に移設負担してほしいと言っているのであって、当然の要求ではないか。なぜ独立しろというような飛躍した考え方になるのですか。これでは問答無用論になってしまいます。

No.9 124ヶ月前

>>8
1,
宗教、イデオロギー、ヒューマニズム、道義、がアラブに豊富にあるがゆえに、いつまでたっても馬鹿な米国は結果を出せないでいる。これは否定しようもない事実だ。
2、
俺の言ったことが屁理屈と言われようが、そういうことが米国の属性にあるからこそ、米国は嫌われ、アラブに受け入れられない。これも事実だ。

貴君はアラブと米国の実態をもっと勉強しないとまともな批判には到底なりえないんじゃない。俺の心配することじゃないけど。

No.10 124ヶ月前

>>10
アメリカがアラブに嫌われているのは誰でも知っている。まさかあんたが考え出しただと言うんじゃないだろうね。
「宗教、イデオロギー、ヒューマニズム、道義、がアラブに豊富にある」とあんたは言うが、これらの言葉はすべて英語の翻訳かtransliterationだよ。すなわち、欧米が発明したものだ。当然、欧米にも存在する。アラブには全く無いとは言わないがどちらかと言えば、アラブには希薄な点があることは否めない。
フレディよ、あんた個人には興味はないし、私がどう考えようが、もちろんお前さんの心配することじゃない。

No.11 124ヶ月前

>>9
沖縄の独立というテーマは私が持ち出したのではありません。私は沖縄に独立の機運があるという投書を読んで、その可能性について考察しただけです。私としては「沖縄の独立」に実現の可能性は薄いと思っています。もちろん、沖縄民が不満を持っているのは承知しています。しかし、不満は国内の至るところにあり、政府としてはバランスのとれた合理的な対処さえすれば、国民の大多数から、支持され、それによって政権は維持できるでしょう。政府を潰してしまえば元も子も残りませんし、それは国民の大多数が望むところではありません。

No.12 124ヶ月前

イスラム国が残虐だというのは米国や欧州のプロパガンダにすぎません。
たしかにナイフで首を切断するのは衝撃的です。
わたしもこうした行為には吐き気を催します。

ソ連のアフガニスタン戦争にさいして。反ソ反政府勢力がどんな行動を
とったか、まったく今回のイスラム国と好一対です。
捕虜の政府軍兵士やソ連兵にガソリンをかけて生きたまま焼き殺すなど
あたりまえに行われていました。
もっとひどい殺し方も。
米国はかれらをなんと言ったか。
自由の戦士。

欧米マスコミはこの実態をありのまま報道しませんでした。
なにしろ自由の戦士にとって都合悪いですから。
わたしが知っているのは新聞記者に友人がいるからです。
自由の戦士と呼ぶか、残虐なテロ集団と呼ぶかは米国の
都合次第です。
欧米マスコミは(日本も)ポチです。

かれらにくらべればイスラム国はまだましのように見えます。

No.13 124ヶ月前
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