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m.m.さん のコメント

欧米の「政府」は、イスラム国をテロリスト=悪人集団と考えている。
その欧米諸国が中東などでやってきたこと、資源などの掠奪や、民族や宗教を無視して勝手に国境線を引いたことに反抗し、自分たちによる自治を目指す組織が誕生しても不思議ではあるまい。
イスラム国を支援し、参画する者は80ヶ国から集まっているという。
欧米とイスラム国。どちらが正義で、どちらが悪なのか。現時点での判断は困難ではないか。
少なくとも、どちらにも積極的に支援しないトルコの判断は適切だと思う。
No.6
124ヶ月前
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米国は「イスラム国攻撃」の有志連合を形成しようとしている。 有志連合の形成に極めて重要なのはトルコである。ケリー米国務長官は 12 日、トルコの首都アンカラを訪問し、ダウトオール首相等と会談している、 トルコはシリア、イラクとの国境が1300キロという。シリアとは900キロ。シリア、イラクに拠点を持つためには、武器、人員の供給を絶つため、トルコの協力が重要である。 トルコが協力を躊躇する最大の理由はクルド問題である。 今日、米国は「イスラム国」と戦うために、クルドに対して積極的に武器供与を行っている。 他方、トルコにとって安全保障上の最大の脅威はクルド人の自治要求である、トルコ軍はこれと長年戦ってきた。従って、「イスラム国との戦い」にクルドが中核になる限り、戸津子としてはその協力に躊躇せざるを得ない。 これに加え直近の理由は 本年6月イラクのモスールでトルコ領事館が襲撃さ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。