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steveさん のコメント

慰安所の設営と運営に軍の関与があったことは政府も認めています。このことが問題のポイントではありません。ポイントは一般女性を無理やり娼婦(慰安婦)にさせたことに軍が関与してさせたか、どうかです。これを国家が(軍が)性奴隷を作ることという人道問題に関与したと、韓国が問題にしています。彼らは、これは国家の行った人道違反であり永久に訴追されるべき問題だと言っているわけです。 もう一度言います。国家による、プロの娼婦が働いている慰安所の設営と運営は問題にはなりません。国家が力によりアマチュアの女性をプロの娼婦にさせたかどうかが問題なのです。 孫崎さんも、そのことは理解されているはずですが、どうして今回のような議論の内容の後退を促すようなアップをされたのか疑問に思います。
No.6
121ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は、日中であれ、日韓であれ、歴史の問題に重点を与えることには賛成しません。 しかし、それは何も過去の事実を否定するのでなく、事実を認めた上で、その問題を二国関係の主要案件にしない努力を双方でするということです。なすべきことは、両国が将来に向かって関係を発展することにつながるか否かです。 しかし、それは過去の事実を認めた上です。 慰安婦問題については、今その歴史的事実すら認めようとしない空気が日本の中に出ているのでないか。 日本では強制連行があったか否かに論点が行っているが、国際社会は、慰安婦という制度に軍が関与していることが主たる批判の対象である。 ここで『従軍慰安婦資料集』掲載の幾つかの事実を紹介する。 1:岡部直三郎(最終階級は陸軍大将)著『岡部直三郎の日記』 1932年3月14日の項 「この頃、兵が女を探しにうろつき、いかがわしい話をきくこと多し。積極的に施設を為
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。