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ちょこ太郎さん のコメント

今年2月にアメリカのCLSAという投資銀行が出した、日本のカジノ解禁に関するレポート。
「天から円が降ってくる! 日本が第2のマカオに」
要旨は
「東京・大阪その他、地方都市12か所にカジノを作ると、400億ドルの収益から120億ドルのキャッシュフローが生まれる。
地価を含めて投資費用は掛かるが60億ドルを投資費用の回収に回しても、60億ドルが純益で残るので3年で回収できると、」
日本人の懐が狙いであry事を隠そうともしていません。
  静岡大学の鳥畑与一教授の解説         (東北ショックドクトリン 古川美穂より)

海外のカジノ関係者は熱いまなざしを日本に注いでいるそうです。

「投資を呼び込む!」ってそういう事?
これが光の側面・・・。

それはそれとして、当然影の側面もあります。

「酒、タバコ、シンナーや覚せい剤、コカインやその他の麻薬同様、嗜癖疾患なのが「ギャンブル依存症」

嗜癖疾患である以上、障害の責任はこじんにのみに帰せられません。酒やたばこに厳しい規制があるように

警告と予防、環境整備に国や自治体は腐心しなければならないのです。」

「病的ギャンブリングの特徴は借金と嘘ですから、家族は借金地獄の中でとことん苛まれます。」

「我が国の病的ギャンブリングは2010年に発表された推定有病率で成人男性9,6%、女性1,6%です。

他の先進国の数倍の数値になります。」
       
         帚木蓬生「カジノ合法化は何をもたらすか」より

既に日本には400万人のギャンブル依存症の方々がいらっしゃるようです。この患者さん1人が周りに及ぼす

精神的、物理的被害は8~10人に上るそうですが、カジノを作る事によって益々患者数を増やしていくわけですね。

そんなリスクを負ってまでカジノって必要なんでしょうか。

ちなみに、日本のギャンブル依存は売り上げ20兆円を誇るパチンコによる物だそうです。

電力業界の2兆円でも闇なのに、20兆円ともなると真っ暗闇ですねw
No.6
123ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
10/2 付日経は「カジノ法案、公明と調整へ 今国会成立めざす」の標題の下、「政府・自民党はカジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)の今国会での成立をめざす方針だ。安倍政権が掲げる成長戦略の進展を強調する狙いで、採決に慎重な公明党との調整がカギとなる。ギャンブル依存症や青少年への影響などへの対策が不可欠で、与野党を超えて慎重な審議を求める意見は根強い。  カジノ法案は自民党、維新の党、生活の党などの有志による議員連盟が提出し、先の通常国会から継続審議となっている。」等を報じた。 安倍政権は「カジノは経済成長戦略の一つ」として掲げている。 しかし、儲かればいいというものではない。 考えてみれば、ギャンブルは暴力団の収入源だ。人々の弱味に付けこみ、人びとの損を前提とする活動自体が、人間社会で排除されなければならない性質のものだ。 我々は刑法で
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。