フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
スティグリッツ( Stiglitz )氏は 2001 年ノーベル経済学賞受賞。グローバル市場の弱点を鋭く見抜き、アメリカの経済政策を厳しく批判。ジョセフ・スティグリッツとローレンス・サマーズ。経済学界にそびえる2本柱。スティグリッツの論文は世界中の経済学者のなかで最も多く引用されている(ニューズウイーク)。
プロジェクト・シンディケート( Project Syndicate )は彼の「危うい時代( The Age of Vulnerability )」を掲載している。「米国では GDP 拡大。多数の米国人の収入は実質25年前より減。こんな経済システムは失敗だ。4100万の米国人は保険でカバーされていない。米国社会はもはや人々にとって上昇への流動性はなく、破壊へのりゅうどうせいがあるものになった」を骨子とする論文を掲載している。
安倍政権で、まさに今日本が向かおうとしている方向である。 論評の主要
米国の貧困層は南米やアフリカの貧困に比べればまだましだが、南米やアフリカにはこれから向上する夢がある。米国の貧困層には夢が無い。その分を考慮すれば、米国の事態はより深刻と言えよう。
このように米国が内部に深刻な問題を抱えていながら中東やロシアや中国の内政に干渉し、暴力団まがいの言辞を吐いている。私の目には米国は狂人国家そのものとして映っているのだが、大半の日本人はそう見てない。パックスアメリカーナという西側メデイアの詐術にかかって日本人は幻覚症状に陥っていると私は診断している。
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