tako2008さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
10日日中首脳会談が持たれた。二年半ぶりである。期待も高かった。
米国の著名人二人がツイッターしている。
クローニン( Patrick Cronin )は保守系の論客である。日中首脳会談について、「結局冷たい握手」と書いた。
ハース外交評議会会長は「暖かさの欠如 lack of warmth 」と表現した。
11日読売新聞の社説には「首相と握手した際の習主席の表情は硬いままだった」の記述がある。
同じく11日の朝日新聞天声人語は、「 「霜を履(ふ)んで堅氷至る」のことわざは中国古典から来た。霜が降りるという前兆があり、やがて氷が硬く張る。日中の関係も、尖閣諸島や歴史認識といった「霜」を踏んで、堅氷の中に凍(い)てついている。首脳会談前、安倍晋三首相と握手する中国の習近平国家主席の表情も、氷像を思わせた。ようやくのトップ同士の顔合わせである。だが習氏の目も口も頰も、国内向けか
フレデイさん。
お若い頃どのようなご体験をされたのかは分かりませんが。
私に限らず、私情を持ち込んだ感情的な議論をされると、
場合によっては、相手は不快に感じると思いますよ。
私が前述で保守・リベラルの区分をコメントに取り入れたのは、
決して差別的な意味ではなく、単に分別をし易くするためです。
「私はリベラルだ、私は保守だ」と自信を持って宣言されている
方も多くおられるので。
保守だろうがリベラルだろうが、正しいことは正しい、
おかしいことはおかしい。それだけのことです。
私が「中庸」の精神(客観性、バランス感覚)を大切にしているのは、
偏った目線で自分自身にバイアスを掛けたくないからです。
なぜ欧米諸国は敵ばかり作るのか。
それは、キリスト教の二元論が影響しているからではないか
と考えています。
自分達の価値観が絶対的に正義であり、反対に相手の価値観はすべて
間違っていると考え、価値観を相手にも押し付けるようなことばかり
しようとするので、反発がおき、摩擦がおき、敵を作ってしまう。
妥協することを知らないので、永遠と不毛な悪循環に陥ります。
政治についても全く同じことが言えるのでしゃないでしょうか。
保守とリベラルの区分など、本来は曖昧なものです。
その定義は、人によっても視点によっても異なります。
例えば、孫崎先生は、「私はリベラルだ」と公言されておりますが、
「対米自立」というのは、本来これは「保守思想」でしょう。
それを日本の右翼が米国の属国化を望むので、その定義が
おかしなことになっているだけ。
政治論議に、保守だのリベラルだのに拘る理由などそれほど
重要ではないと思われますが、如何でしょうか。
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