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フレデイ タンさん のコメント

米国の支配層と自民党の間で中国政策に関して食い違いが現れてきたと私は観ています。その食い違いを足掛かりとしてロシアは日米関係にくさびを打ち込むことに注力するのではないでしょうか。こういう流動的な状況は私みたいな反戦主義者には歓迎すべきことなんです。

米国にとって中国包囲網は最終戦略であることには間違いないのですが、ロシアを平定してから後に手を付けることだと思うのです。民主党の前原大臣から始まって安倍首相に継承された中国挑発と中国包囲網は米国にとっては深刻な日本のフライングなんですよ。中国挑発を始めてしまったわけですから、とにかく急いで軍を軍らしく構築しなかればならない。その為には日本軍は皇軍でなくちゃならんし、靖国神社は欠かせません。でも国際世論は受け付けてくれません。

どこの国でも強い軍には背景に大義があります。
米軍には異民族、異教徒を懲らしめ平定し平伏させる大義がある。中国軍には列強の横暴に抵抗し排除する大義がある。韓国には北の侵略に備える大義がある。日本には幸い上記に相当する大義がありません。従って、尖閣、竹島で中国と韓国を挑発するといった具合にならざるをえない。その為に皇軍と靖国がクローズアップされているのです。

そういう次第で、日中関係が好転するとはとても思えません。そういう中で、私の一縷の望みはロシアがうまく動き北方領土と天然資源をお土産にして日本をしてTPPと集団的自衛権を断念させることに成功することなんです。甘いかな。
No.6
122ヶ月前
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  10日日中首脳会談が持たれた。二年半ぶりである。期待も高かった。 米国の著名人二人がツイッターしている。 クローニン( Patrick Cronin )は保守系の論客である。日中首脳会談について、「結局冷たい握手」と書いた。 ハース外交評議会会長は「暖かさの欠如 lack of warmth 」と表現した。 11日読売新聞の社説には「首相と握手した際の習主席の表情は硬いままだった」の記述がある。 同じく11日の朝日新聞天声人語は、「 「霜を履(ふ)んで堅氷至る」のことわざは中国古典から来た。霜が降りるという前兆があり、やがて氷が硬く張る。日中の関係も、尖閣諸島や歴史認識といった「霜」を踏んで、堅氷の中に凍(い)てついている。首脳会談前、安倍晋三首相と握手する中国の習近平国家主席の表情も、氷像を思わせた。ようやくのトップ同士の顔合わせである。だが習氏の目も口も頰も、国内向けか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。