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フレデイ タンさん のコメント

米国と日本の選挙がつまらなくなって久しい。

世界の動向に目を転じれば、激しいバトルが展開されている。国々の主権や政治が金による購買対象になることを容認するか否かでの抗争なのだが、米国の資本主義はとっくに容認している。それに反発しているのがロシアの資本主義と中国の資本主義だ。日本は米国の保護国(ウオルフレンが付けたレッテル。小生賛同)だから、国々の主権や政治がお金による購買対象になることを是認する陣営に所属しているのだから、日本の選挙も米国同様単なる祭りになってしまう。米国、日本では一般大衆の利益は絶対に考慮の対象にならない。悪いことに、選挙しながらファシズムが成立する。米国は典型的なファシズム国家になりさがった。米国の現在のファシズムは悪質に於いてナチ体制をも凌駕している。

そういう米国を日本は後生大事にまねている。それだけだとまだ可愛いいが、安倍体制は自らを異次元体制だと位置付けている。従って、三次元では見える眼前の断崖が安倍体制を支持する大メデイア、投票所に足を運ぶ人々の大半を占める安倍ファンには見えていない。或いは、見えているが、見えない振りをしているのかも知れない。

今、断崖が見える人々は断崖から這い上がる方法と国を断崖に落とし込む罪人をどう処罰するかを検討しておく時期ではないだろうか。
No.7
120ヶ月前
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最近、ある場所で自民党議員が、内輪の会合で嘆いて見せた。 「妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されています」  当然だ。消費税を上げるのに民意を問う。余りに馬鹿げたことだ。国民が反対するにきまっているではないか。  多分、この議員は自分の妻にも母にも何故解散しなければならないか説明できないであろう。  そこにあるのは、ただ安倍首相の驕り。 「自民党に入れるしかないであろう」  確かにその通りだ。  今や、責任ある政党は、「国民が何を考えているか。それを基礎に政策を作ろう」という意識は全くない。  私はそれを沖縄選挙に見た。  沖縄の県民は普天間米軍基地の辺野古移転に圧倒的に反対である。そして翁長氏が圧倒的多数で勝利した。しかし、勝利の輪に自民党もなければ民主党も公明党もない。  それが同じだ。消費税増税絶対反対の中に自民党もなければ民主党も公明党もない。  これが今の日本である。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。