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m.m.さん のコメント

不都合な事実は「なかったことにする」のが外務省の仕事なのだろう。
沖縄返還時の密約もそうだ。交渉相手の米国が事実を明記した公文書を公開しても、日本側交渉担当者も密約の事実を認めたにも関わらず、日本政府は頑なに否定し続けている。
尖閣の棚上げは、72年の日中国交正常化交渉で当時の田中角栄首相が決めたことであり、野中広務元官房長官も田中元首相から聞いたことを13年6月に記者会見で発言している。
対米従属一辺倒で、他国との真剣な話し合いの経験がないため、交渉のテクニックを知らず、自信がないのかも知れない。だが、こんなことが続けば、どこの国も日本政府に不信感を抱き、重要な話し合いをしなくなり、世界から孤立してしまうのではないか。
No.3
120ヶ月前
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2014 年 12 月 31 日東京新聞 朝刊は「82年 鈴木・サッチャー会談 尖閣「現状維持」日中合意と伝達」として下記を報じた。 ******************************** 2014 年 12 月 31 日東京新聞 朝刊  【ロンドン=共同】一九八二年九月、鈴木善幸首相が来日したサッチャー英首相(いずれも当時)との首脳会談で、沖縄県・尖閣諸島の領有権に関し、日本と中国の間に「現状維持する合意」があると明かしていたことが分かった。英公文書館が両首脳のやりとりを記録した公文書を三十日付で機密解除した。「合意」は外交上の正式なものではないとみられるが、鈴木氏の発言は、日中の専門家らが指摘する「暗黙の了解」の存在を裏付けている。  日本政府は現在、尖閣諸島問題について「中国側と棚上げ、現状維持で合意した事実はない」と主張、暗黙の了解も否定している。  首脳会談は八二年九月二
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。