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のぶたろうさん のコメント

象徴の天皇陛下だからこそ、全国民の象徴としての感想を述べられた。恐らく「この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています。」と言う天皇の感想はその様な戦争の歴史の中で生を受け育った一日本人としての常識的な感想なのではないか。天皇に限らず同年代で戦後の新憲法の下で相応の教育を受けた国民に取ってある意味共通認識とも言える道徳的概念ではないか。一方右派など歴史修正主義者たちの主張は年代には関係なくあくまでも日本の正義と名誉を信じる人々で、いわば、かってのブラジル日系移民のなかにあった「勝ち組」とも言うべき集団であり敗戦やサンフランシスコ条約などの現実を一切認めずあらゆる屁理屈を付けて己の正義を信じる云わばイスラム過激派の様な(世界の共通認識からすれば)邪悪な思想であり一種の病気で死ぬまで治らない。この様な集団が日本にはびこりを無知の人々にその邪悪思想を教育し伝播して政治指導者にさえ影響力を与えている現実を憂慮し常に注意を払わなければならない。
No.4
118ヶ月前
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日本は本年、戦後 70 年を迎える。 一つの節目である。 この機会に、歴史を振りかえろうという 2 つの流れがある。 一つは天皇陛下の提言である。 今一つは安倍首相を中心とする右派の提言である。 先ず、宮内庁は新年に当たり「天皇陛下のご感想」を発表したが、戦争の部分は次のとおりである。  「本年は終戦から 70 年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々,広島,長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています。」 第 2 次大戦で日本はどれ位の被害を被ったのでしょうか。 『資料太平洋戦争被害調査報告』(中村隆英編東大出版)は次のように記述している。 「太平洋戦争におけ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。