フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
あ:イスラム国の残虐性が続いている。
多くの人は、その存続は許せないと思っている。その通りであると思う。
でも一寸考えて欲しい。
イスラム国が消滅したら、どうなるか。
イスラム国の特色は、世界各地から兵士が来ていることにある、
すでに記述した点であるが今一度みてみよう。
A: 欧州地域
フランス 1200、 英国 600、ドイツ600、 ベルギー 440、
オランダ 250、 スエーデン 180、 オーストリア150、 スペイン 100、 イタリア80、 フィンランド 70、 ノルウエー 60、スイス 40
B 北米
米国 130、 カナダ 100、
C: 旧ソ連
ロシア 1500、 ウズベキスタン250、 トルクメニスタン360
タジキスタン 100、 カザフスタン 250
D: 旧東欧
ボスニア330、 コソボ 150、アルバニア148、 セルビア 7
米国、イスラエル、英国、オーストラリア、カナダが固くつるんでISISをテロ指定して非人道的な無差別空爆をするのは全くの間違いで、決して許されることではなく、必ず失敗する。空爆を続ければ続けるほど彼らの闘志は燃え上がり、中東、北アフリカ全土で本格的ゲリラ戦に発展すると思います。その狙いはずばりヨルダン・サウジの王政打倒、米国のポチ化したエジプト軍政の崩壊です。
空爆は米国のお家芸です。何と言っても軍需産業のボトムラインの数字を好転させます。しかし、戦略的効果は期待できません。米国は1950年代に北朝鮮を空前絶後の絨毯爆撃で砂漠にしました。このことは米日のマスコミが報道しなかったのでその事実を日本人も米国人も恐らく韓国人も知らないのです。更に米国はインドシナ半島のラオスとカンボジャの農村と水田を絨毯爆撃で砂漠化しました。1960年代から70年代かけてです。これも米日のマスコミが報道しかったので米国人も日本人も知りません。これら二つの例で分かるように、絨毯爆撃しても、された側は屈服していません。
朝鮮半島で失敗し、インドシナ半島でも失敗し、今度はアラビア半島。米国の試みは失敗に終わるでしょう。十字軍とユダヤに誇り高き回教徒が屈服するとは到底思えません。
安倍さんは、勝ち目のない米に賭けたと言えましょう。
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