フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
(問1)この1年を振り返り、印象に残った公務や、社会や皇室の出来事をお聞かせください。今後のご自身の活動のあり方についてもお聞かせください。
戦争関連部分:今年我が国は、戦後70年を迎えます。この機会に改めて戦争で亡くなられた多くの方々に深く思いを致し、平和を心から願い、世界各国との友好を確かなものとしていくことが大切であると考えています。
(問2)今年は戦後70年の節目の年です。戦争と平和への殿下のお考えをお聞かせください。
先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ、多くの方々が苦しい、また、大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。広島や長崎での原爆投下、東京を始め各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。亡くなられた方々のことを決して忘れず、多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み、戦争の惨禍を再び
そういう風に突っ込まれると私には反論する適切な言葉がありません。単に売買取引だけを追っかけてきた人間の限界です。ただ感覚的に次のようなことを思っているのです。
1.幕末、日本にやってきた英国の外交官アーネスト・サトーは当時の横浜の新聞に「京都にいます権威を薩長が擁立するか、幕府が擁立するか、擁立する方が日本の権力者になる」というコラムを寄稿しています。この若い天才的外交官は日本の政治の本質を見抜いているのです。それは今も全く変わっていないと思います。つまり、天皇家は日本の政治の本家であり家元なんです。フランスなんかに見られる共和政は全く馴染まない。
2.74年前の対米開戦には天皇家も財閥家も反対しています。勝てる見込みがなかったからです。天皇家は当時のモーガン財閥と昵懇の間柄でした。財閥家に至っては日本が勝てそうにないことをよーく知っていたに違いありません。しかし、軍部には逆らえなかった。その後悔があると思うのです。天皇と皇太子が敢えて(儀礼以外にはたっちしない禁を犯して)歴史修正主義に異を唱え政治に乗り出して来られている。それに今国民が応じて行かねば取り返しのつかない状況になっていくと思うのです。
続く
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