天皇陛下、皇太子殿下の平和への思い入れは貴重であると思います。我々は、二度と過去のような時代に戻ってはならないと思います。それには中国で1000万人、日本人300万人の犠牲の上に、現在の日本が有ると思わねばなりません。あの当時はどうしょうもなかったというような、「卑怯な」セリフを繰り返すべきではありません。

それには今、安易に暮らすのではなく又、他人に頼ることなく自主独立の精神で、今の危機を打開せねばと思います。誰かがしてくれるという甘い考えを捨てて、悪行、悪徳、不正等に対してみて見ぬふりをせず、腐敗の芽を摘んでおかねばなりません。しかし現状は既にその正義感は失われ、多くの人はあきらめが蔓延して、惰性の毎日のように映ります。

この様な発言を聞いても、あまり感じない世の中になりました。だから最大の危機が迫っています。このまま何も起きずに済むとは思われません。軍靴の足音がすぐそこまで聞こえてきます。軍は敵に銃口を向けると同時に、やがて政治家、国民自身に向けてきます。それを、大多数の国民、政治家は分かっていないと思います。

過去の戦争は何が原因なのかを、今、問いただすことが必要です。そしてその当時大人たちは、政治家は何をしていたのか
を検証すべきと考えます。この様な反省は天皇陛下、皇太子殿下だけではなく、我々国民、政治家が行わねばなりません。それがないのが致命的です。