• このエントリーをはてなブックマークに追加

younghopeさん のコメント

読書は何か?というと、ほとんどの人がまごついてしまう。殆どの人が、学校で得られるような知識を得ることが読書と考えているのではないか。知識など、時、場所、体制が変われば、得ている知識が間違いとなって、その社会では通用しなくなってしまう。特に、表面的に理解するには手っ取り早い漫画などは、一人の作者が描いた世界に過ぎないが、多くの人が同調し、書店コーナーがどんどん広がっている。この現象は、一人の人が声高く叫ぶと、皆がぞゾロゾロ従う世界である。何も考えることなく漫画の世界に浸るように、一人の独裁者にのめり込んでいくようなものです。恐ろしいことです。
本来、読書は、知恵を養うことであり、科学する心を養うことであり、無限の可能性を秘める心を追求し、新しい見方考え方に目覚めることである。知識だけの読書では、己の見方考え方を強化するには役立つかもしれないが、過去を乗り越え新しい時代を求めることはない。どうしても、保守的であり、既得権益者の権益を強化する方向にしか進まない。本来の読書をすれば、生きている皆が同じように平和で豊かな生活する方向に進まなければことが理解できるのであるが、ご指摘の総理のように読書しないと、漫画などでわかりやすい過去の焼き直し、ナチス的独裁体制の強化でしかなくなってしまう。人類が退化の方向に進むことでもある。

No.1
118ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
英国「インデペンデント」紙の読書のすすめの引用。  その中に、“全ての読書家は指導者ではない。しかし、全ての指導者は読書家だ”がある。  考えてみれば、日本にもその伝統はあった。  本読まない首相が出てきたのはいつからだろう。森喜朗(2000年)?、小泉純一郎( 2001 年年)?、安倍晋三(2006年)、麻生太郎(2008年)   12 quotes that explain why we should all be reading more http://i100.independent.co.uk/article/12-quotes-that-explain-why-we-should-all-be-reading-more--l1rUOlSDag 1:読書位安い娯楽はない( No entertainment is so cheap as reading, nor any pleasur
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。