• このエントリーをはてなブックマークに追加

p_fさん のコメント

userPhoto
p_f
> メルケル首相訪日で、メルケルは日本にとって有益な言葉を残した。

孫崎さんの対談相手としても不足なしといったところでしょうか。となれば、

> 安倍氏の周りの政治家に知性ありそうというのが全く見当たらない日本政治は異常でないか。

お嘆きも已む無しかと。メルケル氏が某政調会長「稲田朋美の歌」の類をHPにアップすることはないでしょうし。

昔ドイツにしばらく住んでいた友人は「ドイツ人はとにかくよく考える。日本で言えば夕刊フジ読んでるようなオジサンですら考えている」と話していました。

3年前、ドイツのドキュメンタリー映画「第四の革命~エネルギー・デモクラシー」上映後、来日していた監督が彼の地で25万人規模の反原発市民デモが起きたことについて次の通りコメントしていました-

「大事なことは、先ず心で感じ、次に頭で考え、そして行動に出ること。時には拳を握ることも必要です」

「たしかに(日本とドイツの)文化的な違いも関係あるでしょう。私達の親の世代は戦争経験者で、それまでのように政府に盲従していてはいけない、批判精神を持たねばならないと私達は教えられてきたのです」

「私の父親は軍人で、私の考えを主張していると『共産主義者』呼ばわりされました。しかし、根気強く話し合いを重ねて説得していったのです」

「チェルノブイリの時に比べて技術的インフラは目覚しく整っているので、しかもフクシマによって日本の人達も本当に他人事ではなくなったと感じたならば、是非、一人ひとりができること、再生可能エネルギーに取組んでいるNGO、政治家と繋がりを持つための一歩を踏み出して欲しいのです」
No.20
117ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
メルケル首相訪日で、メルケルは日本にとって有益な言葉を残した。  たまたまであろう、隣国との関係、脱原発、言論の自由での質疑応答は特に重要だ。 「かつては、独仏は不倶戴天。そこを乗り越え、互いに一歩、歩み寄ろうとする偉大な政治家たちがいた。(領土など)平和的な解決策の道が見いだされなければならない、ということも正しい。私は長年、核の平和利用には賛成してきました。私の考えを変えたのは、福島の原発事故。ドイツの最後の原発は2022年に停止。民主主義の社会で生きていれば、言論の自由というのはそこに当然加わっているもの。 1:隣国との関係 悲惨な第2次世界大戦の経験ののち、世界がドイツによって経験しなければならなかったナチスの時代、ホロコーストの時代があったにもかかわらず、私たちを国際社会に受け入れてくれたという幸運です。どうして可能だったのか? 一つには、ドイツが過去ときちんと
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。