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m.m.さん のコメント

科学技術においては、日本とドイツは世界でも双璧と言える。ところが政治に関しては天地ほどの差を認めざるをえない。
敗戦後、ドイツはナチを否定し、ナチを肯定する発言も許さない法制度を作った。宿敵だったフランスともエリゼ条約を結び、今や最大の友好国になっている。これに対し日本は、従軍慰安婦なんてなかった。南京大虐殺もでっち上げだと主張し、尖閣諸島付近の軍備を強化するなど、中国や韓国との対立を修復する気配すら見られない。
現在の安倍政権には、「最大の安全保障は、近隣国との友好関係強化」という世界常識も通用せず、「軍備の強化」しか考えていない。最強の軍事大国に従属することが、どれほど国益を損ねているかも考えずに。
No.9
117ヶ月前
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メルケル首相訪日で、メルケルは日本にとって有益な言葉を残した。  たまたまであろう、隣国との関係、脱原発、言論の自由での質疑応答は特に重要だ。 「かつては、独仏は不倶戴天。そこを乗り越え、互いに一歩、歩み寄ろうとする偉大な政治家たちがいた。(領土など)平和的な解決策の道が見いだされなければならない、ということも正しい。私は長年、核の平和利用には賛成してきました。私の考えを変えたのは、福島の原発事故。ドイツの最後の原発は2022年に停止。民主主義の社会で生きていれば、言論の自由というのはそこに当然加わっているもの。 1:隣国との関係 悲惨な第2次世界大戦の経験ののち、世界がドイツによって経験しなければならなかったナチスの時代、ホロコーストの時代があったにもかかわらず、私たちを国際社会に受け入れてくれたという幸運です。どうして可能だったのか? 一つには、ドイツが過去ときちんと
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。