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PL紳士さん のコメント

徒然草第142段にいわく「心なしと見ゆる者も、よき一言はいふものなり。ある荒夷のおそらしげなるが、かたへにあひて、「御子はおはすや」と問ひしに、「一人も持ち侍らず」と答へしかば、「さてはもののあはれは知り給はじ。情なき御心にぞものし給ふらむと、いとおそろし。子ゆえにこそ、よろづのあはれは思ひしらるれ。」といひたりし、さもありぬべきことなり。かかる者の心に慈悲ありなむや。」

 現代語訳 「物の道理のや情趣など分からないと思われる者でも、時には一言ぐらいは良いことを言うものである。荒々しい田舎武士で恐ろしそうに見える者が、そばにいる人に向かって「お子さんはおいでですか」と訊ねると、「一人も持っていません」と答えたところ、「それではしみじみととした情愛というものはお分かりにならないでしょう。さぞかし薄情なお心でいらっしゃるだろうと、まことに恐ろしく思われます。子供を持ってはじめてすべての情愛というものをば思い知ることができるものです。と言った、その言葉はいかにももっともなことである。

 安倍氏の言動を見聞きするにつけ、「ああ、やっぱり」と実感することが多いこの頃です。そもそも、こんな人を首相の座に就けてしまったことが大失敗でした。
No.4
114ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
安倍首相は、右翼っぽいポーズをとっていて誤解する人が多いが、戦後の歴代首相の中で、対米隷属の最も強い首相である。  それは、集団的自衛権、 TPP, 、辺野古移転、「イスラム国」人質問題等、一つ一つ実態を見れば明らかになる。  安倍首相が訪米する。ここで日本の大手メディアは議会演説などで大歓迎されたと大騒ぎする。対米隷属が最も強ければ、米国議会が大歓迎するのは至極当然だ。  これから幾つかに分けて整理したい。  集団的自衛権について  集団的自衛権の本質は日本本土の防衛や日本人や日本の周辺を守ることではない。  まず自衛隊事態の活動がある。  次に日米安保条約がある。 日米安保条約第5条  各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動すること
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。