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oldjapさん のコメント

(1) 返還で得る地域のプラスと米軍基地の重要性の比較 - 比較の内容が不明。日本国としては米軍が基地を沖縄に持つ事は日本国にとってプラスであり、重要であると判断しているものと思う。地域住民がその方針に反対なら、住民が国民として国と対決するのは住民の自由である。

(2)普天間米軍基地の軍事的重要性 ― 海兵隊の任務は緊急展開であり、駐屯する地域の防衛ではないと言う仮説は多分正しいとおもうが、在日米軍全体の戦力のなかでどういう機能と重要性を持つかは、部外者には判断できない。日本国政府が米国の説明に基づいて、重要であると解釈しているならば、多分孫崎説より正しいと思う。

(3)返還した時に生ずる日米関係の配慮 ― 米国が返還する意志がないとすれば、米国は軍事的な分析の結果、彼らの防衛戦略上、返還してはまずいと思うからだろう。日本国はそれが知り得る範囲の情報において米国の上記の判断に同意していると解釈されるので、現状の日本国としての方針が決まっているのだろう。基本的に日本が米国と協力の上で国土防衛を考えるのは日本国にとって正しいと思う。その共同防衛方針をとる限り、日本国が再び中国やその他のアジア諸国を侵略することは軍事的に不可能だから、それは中国をはじめとするアジア諸国は歓迎しているはずである。すなわち、日本の自衛隊は侵略を目的とする軍隊には事実上なり得ない。
No.3
117ヶ月前
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普天間米軍基地の閉鎖は、そもそも 1995 年の沖縄米兵少女暴行事件を契機に、沖縄の米軍基地に反対する運動や普天間基地の返還要求をする運動が起こり、 1996 年4月 4 月 12 日に橋本と駐日大使であったウォルター・モンデールとの間で、「普天間基地の移設条件付返還」が合意され、その後、日米間で移転先について協議されてきた。そして、辺野古移転に合意されたのであるが、どの首相も沖縄県民の反対の意思にかんがみて、工事に進んでいくのには躊躇した。  そして、沖縄麺民の反対が従来より強硬になってきた。  この問題にどう対応すべきかについては見解を述べてきた。 、考慮すべき要件は次の通り。 1:返還で得る地域のプラスと米軍基地の重要性の比較 2:普天間米軍基地の軍事的重要性 3:返還した時に生ずる日米関係の配慮 (1)   返還で得る地域のプラスと米軍基地の重要性の比較  国際的に、返還で得る地域のプラスと米軍
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。