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m.m.さん のコメント

裁判所の決定を受けても、この国の政府や原子力規制委員会は、「何が問題なのか」を理解できず、平然と「何ら影響されない」と豪語している。
福島の事故を「なかったこと」と思い込み、相変わらず「原発は安全で、事故は絶対に起きない」という前提でものごとを考えている。だから、万一の事故で近隣住民が一斉に批難するための道路と、逆方向に進む緊急車両用通路が、片側1車線の道路しかなくても改善も検討していない。現在の政府が「国民の命を守ろう」などとは毛頭考えていない証拠である。
No.3
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
事実関係 A 「関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町、定期検査中)の再稼働をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、住民らの訴えを認め、運転を禁じる仮処分決定を出した。原発再稼働の可否を決める新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性を欠く」と指摘し、新基準を満たしても安全性は確保されないと判断。政府の原発政策に根本から見直しを迫る内容となった。」 ( 朝日新聞 ) 事実関係 B: 仮処分決定の要旨全文 ①基準地震動である700ガルを超える地震について  基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならないはずである。  しかし、全国で20カ所にも満たない原発のうち四つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が2005年以後10年足らずの間に到来している。本件原
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。