フレデイ タンさん のコメント
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A 今回の「朝まで生テレビ」の特徴
・番組の冒頭、天皇陛下の80歳誕生日の言葉から始まった。
現代の在り様を考える上で極めて貴重な発言にもかかわらず、これを知っている国民は多くない。 NHK は「ニュース資料」に入れなかったことに象徴されるごとく、安倍政権に遠慮をし、報じなかった部分である。
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。」
・かつタイトルは「激論!憲法9条と日本の平和」であったが、 NHK およびテレビ朝日
を呼んで、事情聴収を行ったことの意味から始めた。
ここで小西洋之民主党議員(元郵政省勤務)が放送法3条「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」を指摘した。
・「朝まで生テレビ」は夜中
1.ウクライナのポロシェンコはロシアとの和解を目指して舵を切り始める。理由は民衆と知識人のウクライナ離れが激しくなって来ていることとロシアの中国寄り政策の強化によりウクライナが単なる辺境に陥っていく可能性が出てきた。
2.イスラエルのネタニアフは米議会で先制イラン攻撃について言及、米議会のスタンデイング・オベイションを得た。彼は超右翼で武闘派。しかし、こういう男はいざとなったら慎重。彼の議会のスピーチはブラフと見るべきだ。イスラエルが中東で唯一の核保有国であることを暗に表明し、周囲に従僕を強いるレトリックである。
3.安倍首相の来るべき米議会でのスピーチがネタニアフタイプ(安倍首相の本音はそこにある)であれば、東アジアは一挙に緊張が走り結果冷戦に陥る。そして、安倍内閣は崩壊を余儀なくされる。こういう流れは私たち民衆にとって歓迎すべきこと。しかし、私たち民衆にとって良いことは安倍内閣、それを熱烈支える米ネオコンにとって不具合の極み。スピーチの内容は曖昧模糊になろう。その結果どうなる。安倍首相にとって鬱屈そのもの。彼は自衛隊を我が軍と呼ぶ徹底した戦争好きだ。友達ネタニアフみたいにスタンデイング・オベイションを得たい。だが出来ない。こういう心境に陥ると、「黙って中国との戦端を開く」事態に突入することが懸念される。大英帝国のチャーチルが「日本は沈黙した時が怖い。何をするか分からない」と言っている。チャーチルは「日本に外交がないこと」を指摘したのであろうが、今もそういう癖が変わらなくあるので益々怖い。棚上げ合意があったのに突然「尖閣固有領土」宣言したことがそれを証明している。
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