p_fさん のコメント
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歴史には必ず「 IF 」の局面が出る。
「あの時こうであれば」という局面である。
「日米開戦でもそういう局面はある。
近衛内閣が崩壊し、東条内閣ができて、東条は日米開戦にむけ、突っ走る。
ここで{ IF }を考えてみたい。
・東久邇宮は日米開戦に強く反対していた。
・その旨を東条陸相にもはっきりと述べている、
・近衛内閣崩壊の時、最有力だったのは、東久邇宮であった、
・もし、東久邇宮が首相になっていれば少なくとも数か月は戦争に入っていない、
・この間に欧州では戦線が劇的に変わっていく。ドイツがソ連と戦い、敗走していく。
主戦論の多くは「勝ち馬に乗れ、ドイツに乗れ」であった。ドイツはいそうという事態になれば、一気に軍部の空気が変わる。
・ではなぜ、東久迩でなく東条が首相になったか。その責任は昭和天皇と、木戸内相にある。
その部分を『日米開戦の正体』から引
> ではなぜ、天皇は東久邇宮を首相にしなかったのでしょうか。
国民のあずかり知らぬところで、時の権力者が目先の保身のために国民を道連れにする選択をした-こうして教えて頂くまで まるで知りませんでしたが、それから70年も経った今ですら状況は何も変わっていないかの如くです。
先日ドイツ旅客機の病んだパイロットが乗客を道連れにして墜落させた事件の後、ドイツは早速あれこれ防止策を講じているでしょうが、他の問題でもそうでしょう。原発然り。しっかり負帰還がかかる。
片や日本は ある種の問題については、失敗から学ぶことなく相変わらずオープンループのままで、暴走を抑える仕組みが蔑ろにされ続けることしばしばです。原発然り。
現場を知らない、現場に目を向けようともしない者が権限だけは持ってしまうという この国の権力者の悪しき伝統故の悲劇とも思えます。
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