tako2008さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
21日、私のツイッターで次を報じた。
クリミア「マクフォール元駐露大使「ウクラインスカヤ・プラウダ」「米国は、クリミアをめぐり戦う用意ない。クリミアのロシア編入は、歴史的事実であり、ウクライナ当局は、現実主義者となる必要ある。米はポ、チェコ、ハンガリーで戦う積もりなかった。米の意図過大評価するな」( sputnik )
実はこの発言は極めて重大な意味合いを持つ。尖閣諸島への米国の対応などとも関連する。
A: 事実関係
2015年4月 24 日付 "Українська правда" 紙は「Майкл Макфол: Путін хоче, щоб в Україні не було ні війни, ні миру 」の表題の下に、長文のマクフォール元駐露大使とのインタビューを掲載している。米国の対ロ政策などを説明したもので極めて興味あるが、関係部分を下記に示す。
問「どうしてアメリカは
一方的で間違った認識ばかりがまかり通っている。
ベトナムは中国の「領海宣言」を認め一度は西沙・南沙を放棄した上、
南沙諸島の大部分を占拠し実行支配している。
ベトナムが中国を非難してもまったく説得力がない。
フィリピンはどうか。
座礁した軍艦を埋め立てて拠点を作ってみたり、これを撤去すると約束
しておきながらいつまでも撤去しなかったり。
ベトナムとフィリピンも中国同様、領有権主張の根拠はほどんどない。
南シナ海問題の本質は何か、というと、これは米中の覇権争いであり、
この構図は60年前からずっと変わっていない。
中国の埋め立て(飛行場建設)は、フィリピン米軍回帰への対抗措置。
米国の軍事関係者も指摘しているように、中国にとっては「万里の長城」
であり、蛮族(米軍)の進入を防ぐための防衛的なものなわけです。
中国は、近海に米国の空母がうろつくことを不快に思っているし、また
南シナ海に、核ミサイル搭載の潜水艦を隠されることをもっとも懸念
している。
ASEAN諸国は、そういった実情を知っているはずなのです。
だから、一方的に中国だけを非難するといことをしないわけです。
彼らは経済的利益が目当てだから、もちろんそれもありますが、
それだけではない理由もあるわけです。
そこを見誤ってはいけない。
でないと、また判断を誤り「想定外だ」ということになる。
原発事故も想定外、国際情勢も想定外・・。
本当にこの国は大丈夫なのだろうか・・。
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