フレデイ タンさん のコメント
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安倍首相の特徴は、実態を議論することなく、「レッテル貼り」的言葉を投げかけて、さも実態が背系で言われていることと違うという印象を与えることである。代表的なのは「汚染水は完全にコントロールされている」である。
今回の訪米でも、彼の言葉はその類がちりばめられている。
その中で「日米首脳共同会見」での安倍首相の「今回のガイドラインと安全保障法整備について“「戦争に巻き込まれる”というレッテル貼り的な議論が日本で行われてることはは大変残念だ」という発言がある。これがいい加減ンな発言であることを見ていきたい。
A:米国主導のイラク戦争、アフガニスタン戦争で同盟国の死者がどれだけ出たか。
1:アフガニスタン戦争
英:453、加:158、仏:86、独54、伊48、豪41、ポーランド40、スペイン34、
2:イラク戦争(独仏加参加せず)
英179、伊33、ポーランド30、
行動が相手側にどのように受け止められるかが問題。
後方支援も戦闘行為の一部である。
このような公理を無視して行う政治、外交、テロ退治、戦争をネトウヨ、大マスコミ、無頓着な民衆が支持しているのです。孫崎先生がおっしゃる戦後最大の危機はこの浮薄なムードで推し進めらているのです。
中国は日米の今回の宴を実に冷静に見て居る様子が伺えます。日米関係、中米関係、日中関係をどう有機的に組み合わせ米国と日本を「イクサ」の領域でなく経済領域、つまり、ウインウインの関係に持ち込むか、が中国にとってエキサイテイングな課題になったことが現地マスコミのトーンから感じ取れます。彼らはダブルスタンダードの米国、曖昧で感情的な日本の本質を見逃がさず、経済外交を構築することに成功するでしょう。兎に角、中国はアヘン戦争で英国の本質を知り、共同租界に拠点を置いた米国、日本租界の大日本帝国をその邪悪性故に最終的に追い返した実績の国です。その手腕に期待したいです。
武者震いしている安倍氏とその背後のネオコンが東アジアで身動き取れなくなるのが私の目に浮かびます。5月3日、みなとみらい集会、どれだけ盛り上がるか、楽しみです。
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