フレデイ タンさん のコメント
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高浜原発3、4号機の再稼働をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、住民らの訴えを認め、運転を禁じる仮処分決定を出した。画期的な裁判であった。
ここで原発の再稼働で重要な論点を示した。「基準地震動」である。
「原子力発電所の耐震設計において基準とする地震動。地質構造的見地から、施設周辺において発生する可能性がある最大の地震の揺れの強さのこと。単位はガル。」
「基準地震動」を設定し、そこまで耐える設計をする。
逆に言えば、「基準地震動」を超える地震が起これば、原子力発電所はどうなるかわからない、つまり地震の起こる可能性が高いということである。
ここで福井地裁の樋口英明裁判長は次の判決を出した。
「基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならないはずであ
孫崎先生のお話は実に興趣に溢れ説得性があります。「太った豚より痩せたソクラテス」を新聞記事で目にしたのはサラリーマン駆け出しの頃でした。イエロヤンキとかエコノミックアニマルとか悪口言われながら外貨獲得尖兵として汗を流していました。友達と酒場で飲みながら「せいぜい痩せた豚だよな」なって冗談言っていたのを思い出します。
トーマス・カーライルが主張するところの「THE EVERLASTING NO」を生きるのは自分らだけで十分だ。「THE EVERLASTING YEA」を生きるのは聖職が保証される裁判官や学者だと信じて居ました。後年になって、正確に言えば、今頃になって、日本の憲法学の主流が歪んでいることや、原子力工学や地震学の主流が訳の分からないことを言っていることを知るに及んで、日本の殆ど全ての領域が「THE EVERLASTING NO」の世界にあることを知り愕然としているのです。
大江健三郎氏や小出裕章氏が「日本を根本から造りなおす必要がある」と主張していますが、その主張が方々で反響し大きなうねりになるのを願うばかりです。
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