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matzとしさん のコメント

私も技術者(研究職)です。これまで40年近く,好きな仕事に(雑用も多々ありましたが)従事させてもらいました。その過程で自然現象に関係する仕事に就き,tako2008さんのコメントにある「D」タイプの重要性の認識と同時に,自然に対して畏敬,というか自然の制御が人間の利己心の最たるもののひとつではないか,と思うようになりました。
 
 言い換えれば「自然」を「自分の都合のよいように解釈」「近視眼的に自然を改変」の大きな弊害に気付くようになってきました・・・ 科学者や工学屋も「D」と同時に,国民としての専門家として「B」は(全ての人に)必要な要素ではないかと思うのです。

多くの科学現象や技術は,一般の人には難しすぎるのは当然です。そこで偏見のない,ときの権力に左右されないよおうに,メディアが「B」の立場でわかりやすく提供することが極めて重要になるのですが・・・ 
No.4
115ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  高浜原発3、4号機の再稼働をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、住民らの訴えを認め、運転を禁じる仮処分決定を出した。画期的な裁判であった。 ここで原発の再稼働で重要な論点を示した。「基準地震動」である。 「原子力発電所の耐震設計において基準とする地震動。地質構造的見地から、施設周辺において発生する可能性がある最大の地震の揺れの強さのこと。単位はガル。」 「基準地震動」を設定し、そこまで耐える設計をする。  逆に言えば、「基準地震動」を超える地震が起これば、原子力発電所はどうなるかわからない、つまり地震の起こる可能性が高いということである。 ここで福井地裁の樋口英明裁判長は次の判決を出した。 「基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならないはずであ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。