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フレデイ タンさん のコメント

戦前、商工畑の岸が駐日大使ジョセフ・グルーとゴルフする親しい関係にあったことは私には驚きです。そしてこのジョセフ・グルーは、敗戦後、アメリカ対日協議会の名誉会長を務めているわけですから、岸という人物は戦前、戦中、戦後と一貫して米国と通じて居たと言っても良さそうですね。もしそうなら、岸という男のしたたかさを認めざるを得ません。CIAからの資金提供も岸から出た企画だったかも知れませんし、岸/ダレス/アイゼンハウワーの三角関係構築によるダレスの出足を食い止めるのも岸の計算があったのかも知れませんね。岸の任務は日本を共産化しないことですから、岸にとっては非常に容易い御用だったんじゃないでしょうか。

孫の晋三はお爺ちゃんとは違いますね。私が思いますに、お爺ちゃんは複雑思考をこなせるタイプですけど、孫は一徹。米国ネオコンとしっかり結びつき日本ネトウヨの神様的存在です。恐らく、日本ネトウヨの切望もありますから、孫の頭の中は中国大陸制覇だと思います。それはお爺ちゃんが成し遂げられなかったことだし、米国ネオコンの野望でもあります。そういった状況下、孫は米との集団的自衛権を武器にして中国との戦争に米国を引きずり込むことを視野に入れていても不思議ではないと思います。今後、日中、日米、中米関係は凄まじいものになると思います。外交軽視の日本ですから、本当に心配です。
No.2
117ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   『戦後史の正体』では岸元首相について、相当書き込んでいます、岸首相が米国で如何に歓迎されたか、そしてそれは米国のエージェントに演出されたことを書きました。 ************************************  戦後、岸信介の周辺には、米国の影の部分が徘徊しています。  岸自身、『岸信介証言録』などで「コンプトン・パケナム、ニューズウィーク東京支局長が、岸の幹事長時代、英語を教えるということで、週一回岸の家を訪れていた」ことをのべています。  米国は岸に首相になる前から注目していたのです。  岸は戦前にジョーゼフ・グルー駐日大使(一九三二年から四二年)とも交友関係をもっていました。グルーのゴルフ仲間です。  なによりも冷戦が始まるなかで、米国が日本を「共産主義に対する防波堤」とする決意をかためたとき、岸信介など、第二次大戦に関与した勢力の利用が考えられ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。