• このエントリーをはてなブックマークに追加

younghopeさん のコメント

TPPは、国民に内容を知らせることなく、秘密裏に交渉が行われている。国民には知らされていないが、利害の面で直接的影響が及ぶ業界などには、業界ごとに内容を非公式に開示し意見を聞きながら交渉しているといえます。JAとか、郵貯の保険などの先行は顕著な例であり、交渉の中で業界の利害調整は行われているが、一番大きな影響を受ける国民が度外視されている。先進国の中で、貧困化が進んでいる日本が米国に付き合うのも大変であるが、米国はもっと深刻といえる。ウォーレン議員の攻撃に感情的になっているオバマ大統領が正当性が欠けることを如実に物語っています。
No.2
116ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
現在、米国において、TPPは、極めて重要局面に来ている。 米国憲法で議会が貿易交渉権を持つ。したがって政府が合意しても修正する権限を持つが、そうすると、交渉がまとまらない。それで、オバマ大統領は修正することなく、一括承認を問えるようにする貿易促進権限( trade promotion authority ; TPA を求め、現状では上院は可決、下院では民主党員の大多数の反対により、現状が可決困難の状況で、オバマ政権は民商員に働き掛けを強化した。 この中。ウォーレン上院議員とオバマ大統領が激しい論争を展開した。 ウォーレン上院議員がまず、「TPPはISD条項で国家主権を侵す」と攻撃した。 これに対しオバマ大統領は「ウォーレン上院議員は嘘をついている」と攻撃した。議員は公表しないという条件でのみ、交渉現状にアクセスできる。 これに対してウォーレン議員や Brown (D-Ohio) 議員は TPP は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。