現在、米国において、TPPは、極めて重要局面に来ている。

米国憲法で議会が貿易交渉権を持つ。したがって政府が合意しても修正する権限を持つが、そうすると、交渉がまとまらない。それで、オバマ大統領は修正することなく、一括承認を問えるようにする貿易促進権限(trade promotion authorityTPAを求め、現状では上院は可決、下院では民主党員の大多数の反対により、現状が可決困難の状況で、オバマ政権は民商員に働き掛けを強化した。

この中。ウォーレン上院議員とオバマ大統領が激しい論争を展開した。

ウォーレン上院議員がまず、「TPPはISD条項で国家主権を侵す」と攻撃した。

これに対しオバマ大統領は「ウォーレン上院議員は嘘をついている」と攻撃した。議員は公表しないという条件でのみ、交渉現状にアクセスできる。

これに対してウォーレン議員やBrown (D-Ohio) 議員はTPP