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tako2008さん のコメント

TPPは環太平洋4カ国で密かに始められたもの。

ところが、米国は、後から参入してきて、これを乗っ取った挙句、
「俺のルールに従え」と、ISD条項、ラチャット条項といった
自国の国際資本に有利な条約を作り始めた。

これには当時の参加表明国もヤバイと感じ始めただろう。

一部の国を除き、本音を言えば、秘密主義で不寛容なTPPよりも、
オープンで寛容なRECPを優先したいというのが各国の本音なの
ではないか。

そもそも、経済成長が見込まれる中国とインドが加盟していない
時点で、あえて入る意味がない。

フィリピンは不参加を表明。ベトナム、マレーシアあたりも強く抵抗
しており、真意が怪しい。

米国は、各国に頭を下げてお願いする立場にあることを理解してない。
No.5
114ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
現在、米国において、TPPは、極めて重要局面に来ている。 米国憲法で議会が貿易交渉権を持つ。したがって政府が合意しても修正する権限を持つが、そうすると、交渉がまとまらない。それで、オバマ大統領は修正することなく、一括承認を問えるようにする貿易促進権限( trade promotion authority ; TPA を求め、現状では上院は可決、下院では民主党員の大多数の反対により、現状が可決困難の状況で、オバマ政権は民商員に働き掛けを強化した。 この中。ウォーレン上院議員とオバマ大統領が激しい論争を展開した。 ウォーレン上院議員がまず、「TPPはISD条項で国家主権を侵す」と攻撃した。 これに対しオバマ大統領は「ウォーレン上院議員は嘘をついている」と攻撃した。議員は公表しないという条件でのみ、交渉現状にアクセスできる。 これに対してウォーレン議員や Brown (D-Ohio) 議員は TPP は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。