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oldjapさん のコメント

「あたかも中国の脅威に対抗するような印象を与えるに努めている」と言うのは孫崎が自分の主張を構築するために勝手に作った前提である。政府の発言は北朝鮮のミサイルやロシアの戦力もその防衛論の基礎にあると考えるべきだろう。
現状において日本を武力で潰し得る武力を持っている(その意図の有無に無関係に)国は米国、中国、ロシアだろう。中国はその1つにすぎない。そのうちで、日本が友好関係にあり、経済的、文化的に友好国として考え得るのは米国しかない。
日本を武力で圧倒し得ないまでも、深刻な打撃を与え得る国は北朝鮮と武装イスラム国である。
日本がこれら諸国の脅威に対して、集団的防衛を米国等の諸国と図ることは当然である。
中国だけを考えて議論するのは馬鹿げている。
No.5
115ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:集団的自衛権の本質は、自衛隊を米国戦略のために使う制度である。 2:あたかも中国の脅威に対抗するような印象を与えるに努めているが、集団的自衛権と対中国は別である。 日米安保条約第5条は「日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する」としており、尖閣諸島は日本の施政下であるから、対象となっており、集団的自衛権で米国が新たな動きを見せることはない。 3:安倍首相は、集団的自衛権で、「日本の抑止力が高まった」と言っている。 多くの国民は、念頭にあるのは中国の軍事力に対する対抗力を想定する。 では米国は、日本が集団的自衛権に参加したら、中国に対する態度は変わるであろうか。 それは全くない。 米国と中国は核超大国である。 核超大国同士は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。